男の子として産まれたサシャだが、4歳の頃から性別に違和感をおぼえ、自分は女の子だと思っている。母は最初、「自分が女の子を望んだからこうなったのだ」と思っていたが、サシャの思いを受け入れ、トランスジェンダーの専門医に診せたり理解のない学校と対話していくが…。
トランスジェンダーとして悩む子どもとその両親、家族の思いがとても上手く切り取られているドキュメンタリー映画。最初、とても表情が固かったサシャが自分を理解してくれる友達を見つけ、学校へもスカート履いて行っていいことになり、自分を受け入れてくれる環境になることでとても柔らかな笑顔と表情になっていくのがとても印象的だった。