初日に前情報ナシで行ってきましたが悪い方の予感が当たりました。
う~ん、監督と同世代だし・・・
な~んとなく気持ちはわからないでもないというか・・・
ど~しても撮りたかったんでしょうかね~
・・・でも、全然おもしろくない。
この作品かなり面白くなる要素があったと思うんですが・・・
タイトルや設定から誰もが抱く期待を見事に粉砕してしまったというか・・・
今さらそんなに押井守や庵野秀明のマネがしたかったのか。
今年公開の本家の前に何かを残したかったのか。
名だたる名優の皆さんは完成試写を観てどう思ったでしょう。
やってる間は楽しかったでしょうが、試写見て青ざめたりして・・・
無かったことにするには出演陣が豪華すぎですから、もうカルト・ムービーになるしかありません。
TVドラマの中の悪ふざけが過ぎた1話としてなら許せても、これは1本の映画ですから。
監督は関係者に対してどう落とし前をつけるのか、観ているこちらまでそちらの“あとしまつ”の方が心配になってきます。
この映画そのものがまさに“大怪獣の死体”のよう・・・
三木聡監督作はTVでも映画でも今までそこそこ楽しませてもらったし、『転々』なんかは大好きな映画なのに・・・
いろいろともったいない作品です。