原作未読で鑑賞したのですが、2時間飽きることなく観られました。タイトルのセンス抜群、画面の青がとても綺麗。
吉沢亮さん、最初はこんなにイケメンなのに友達いない設定はどうなの〜と思ってしまいましたが、後半はイキり散らかした陰キャにしか見えないのが凄かったです。主役2人が画面に入ったときのパワーに圧倒されました。
自分からは何も伝えようとしない者と自分の理想のために動こうとする者の対比が明確に描写されており、他に書いている方もおられましたが、朝井リョウの『何者』に通ずる部分もありました。
これは映画なので大げさに描いていますが、こうした齟齬がトラブルに繋がるって多くの人が経験したことがあるのではないかと思っていて。だからこそ主人公に対してある種の共感性羞恥を感じる人は少なくないだろうし、“刺さる人には刺さる“ 佳作になった理由もそこにあると思います。
賛否両論も頷けますが、私は結構好きな部類でした。『ラ・ラ・ランド』のようなあの展開もハマっていたと思います。
走り方が特徴的なイケメン俳優
トム・クルーズ
吉沢亮 ←new!!