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インヘリタンスのNoAceJustYouのネタバレレビュー・内容・結末

インヘリタンス(2020年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

2022/01/03観賞。15点。
・会話のドッジボール展開
・いくら名家生まれでも、ローレンの年齢で地方検事の設定は無理すぎないか?地方検事補とか良くても地方検事代理の設定でしょ…
・ジプシー・ローズってストリッパーの名前じゃないのか
・死体を掘る穴が浅すぎる

〈あらすじ・ネタバレあり〉
名家のモンロー家に生まれた、ニューヨーク市地方検事のローレン・モンロー(演. リリー・コリンズ)。ある日、父・アーチャーが心臓発作で死亡する。

亡き父親の弁護士・ハロルドから「絶対に口外しないでくれ」と言われてUSBを受け取ったローレン。中身を確認すると、それは父親が遺言状に書けないメッセージを遺していた。
「秘密基地に、どうしても隠す必要のある秘密がある」と。

秘密基地とは、幼い頃にローレンが遊んでいた地下室のことで、父親から近寄るなとよく怒られていた。
気になったローレンが地下室に行くと、そこにはワーナー(演. サイモン・ペッグ)という首に鎖を繋がれた男が監禁されていた。
ワーナーは、ローレンのことだけでなく彼女の夫や娘、モンロー家について詳しく知っていた。

30年前のワーナーは、アーチャーと出会って友人になった。ある夜、パーティーの帰りに飲酒運転していたアーチャーは若者を轢き殺してしまい、死体の処分をした。
ワーナーは、死体の処分の共犯になることを拒んだせいで、アーチャーに監禁されたのだった。

ワーナーが監禁生活の中で唯一話せたのは、生前のアーチャーだけ。アーチャーは他の人間に話せない本音をワーナーにだけは話していたらしい。2人は奇妙な関係で結ばれていた。

ワーナーから、「アーチャーにはソフィアという愛人がいた」と聞かされたローレンは、①知り合いの刑事に依頼してワーナーの素性を調査 ②ソフィアへの接触を図る。

ソフィアと会ったローレンは、「私はアーチャーの愛人だった。彼の子も産んだ」とはっきり聞かされ、ショックを受ける。

ワーナーから「アーチャーが若者の死体を埋めた場所を教えてやる」と言われたローレンは、父親が本当に人殺しなのか真実を知るため、埋めた場所を案内させる。
ワーナーの言う場所を掘ってみると、白骨化した死体の一部を見つけてしまう。ローレンは見て見ぬ振りをして、掘った場所を元通りにして地下室に戻る。

「30年も監禁されてた。残りの人生は自由に暮らしたい」と言うワーナー。
ワーナーの解放を決心したローレンは、ハロルドに連絡し、ワーナーに渡すための金とケイマン諸島行きのプライベートジェットを用意させる。

ワーナーの調査依頼をしていた刑事から、ローレン宛にファイルが送られてくる。ファイルの中身を見たローレンの母・キャサリンは、「彼はワーナーではなく、カーソンという凶暴な男だ」と娘に明かす。

そこにハロルドを殺害したカーソンが、モンロー家を訪ねてくる。
カーソンは、ローレンとキャサリン地下室にを監禁すると真実を明かす。
①事故が起きた夜のパーティーで、カーソンはキャサリンをレイプした
②キャサリンはそのことをアーチャーに相談し、ブチ切れたアーチャーがカーソンを車に乗せて連れ去る
③飲酒運転していたアーチャーは、ワーナーという若者を轢き殺してしまい、死体を埋める
④アーチャーによる殺人を目撃したカーソンは、それをネタに強請ろうとしたところ監禁される
⑤冒頭のアーチャーの心臓発作は自然死ではなく、カーソンがアーチャーから奪った毒物を注射したため

そして最後に、「あの夜キャサリンをレイプして生まれたのが、ローレンだ」と明かす。
キャサリンは隙をついてカーソンから奪った銃で、彼を射殺する。

キャサリンは「あなたはモンロー家の娘よ」と言葉をかけると、地下室に火を放ち、娘・ローレンと秘密を共有する。
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これ、「ローレンとカーソンが親子だ」って見抜けない人いるの?
どんでん返しをしようとした感はあるけど、脚本が雑すぎて展開全部読める。
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