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LAST7 ラストセブンのNoAceJustYouのネタバレレビュー・内容・結末

LAST7 ラストセブン(2010年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

2022/02/23鑑賞。31点。
・主人公の名前が詩人のウィリアム・ブレイクと同姓同名なので、神話的・神秘的なオチの映画かと思ってた。しかも、舞台イギリスだし。

〈あらすじ・ネタバレあり〉
1人の男・ブレイクが目覚めると、そこは人が全くいなくなったロンドン。電話も通じない。

絶望的な状況で自殺を図ろうとしたブレイクを、スーツの男・ヘンリーが声をかけて止める。

ヘンリーの案内で、軍曹のジャック、ティーンエイジャーのクローイと合流するブレイク。
教会に寄ったブレイクらは、信者のアイザックとイザベラ、軍人のケンドリック大尉と出会い、共に行動することに。

全員が記憶のほとんどを失っており状況が掴めない。そんな中、ヘンリーは自分が政府の高官であると思い出し、まるで存在しなかったのように姿が消える。
その直後クローイは、自分がヘンリーの娘であることを思い出す。

ケンドリックは、どの時計の針も7時36分を指して動かなくなっていることに気づく。
ジャックとアイザック、ケンドリックも完全に記憶を取り戻したことで、姿を消す。

ブレイクとクローイ、イザベラそれぞれが記憶を断片的に思い出していく。
ブレイクとイザベラは記憶を取り戻し、完全に消えてしまう前にクローイを救う。



実はブレイクたちが過ごしていたのは、生と死の境目の世界。
現実世界では、アイザックの娘が誘拐された事件が過去に起きていた。
政府高官のヘンリーは、ケンドリックとジャックを動員して水面下で救出作戦を決行したが、ジャックが誤ってアイザックの娘を射殺してしまった。
ヘンリーやケンドリック、ジャックがレストランに集まる7時36分に、アイザックは娘の復讐を果たすため爆弾ベストを巻いてレストランに現れた。
アイザックの自爆により、ヘンリーら3人と彼自身は死亡。だが、同じレストランで食事をしていたブレイクとイザベラも巻き込まれて死亡していた。

クローイは、消滅直前のブレイクとイザベラに救われたことで、現実世界に引き戻されて蘇った。

※現実世界の記憶を取り戻したことが死を招くのか、それとも現実世界で死亡したので生と死の境目の世界で消滅するのか・・・どちらなのかは分かりづらい設定
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