Norisuke

100日間生きたワニのNorisukeのレビュー・感想・評価

100日間生きたワニ(2021年製作の映画)
1.9
桜が満開の日、みんなで約束した花見の場にワニの姿はない。心配になったネズミがバイクで迎えに行く途中、満開の桜を撮影した写真を仲間たちに送るが、それを受け取ったワニのスマホは画面が割れた状態で転がっていた。その100日前と100日後には…な話。

うーん、アマプラで視聴したのでそうでもないけど、この内容でフルプライス上映では観に行く気はしなかったかな…な内容。タイトルも変更され、原作の持ち味とも言える、死のカウントダウンがなされる題名から垣間見える不謹慎さが抹消されてるのも痛い。コロナ禍になっちゃったので…と言い訳されているようだけど、ならば映画化しなくてもよかったのでは。
声優さんも俳優陣だけど割とそれぞれのキャラのイメージ通りの声なのは良い。100日前の前半は仲間と言いながらも踏み込みすぎない、微妙な距離感を保ってるのがシュールでイマドキらしい感じ。
後半の100日後はカエルを許せるかどうかで評価が真っ二つに割れそう。チラッと悲しい過去を観せられても、今までの距離感ゼロの空気読めてなさがウザすぎて僕はダメだった。
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