肉浪費Xアカウント復旧無理ぽ

TITANE/チタンの肉浪費Xアカウント復旧無理ぽのレビュー・感想・評価

TITANE/チタン(2021年製作の映画)
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車に欲情し、車に抱かれ、車を身籠り、これまでの過去をみなSATSUGAIする異常女のパパ活の果てに掴んだ奇妙な寄生生活
「車フェチ映画」(ほとんどなし)であり「逃亡映画」であり「レスキュー映画」であり「親子映画」であるなんて、一体誰が予想できたか??

この女、発想・大博打・行動が大胆過ぎる…!

ハイ、近場でやってなかったか劇場に通えなかった時期の映画第○弾!と言えるほどやっていたら必ず映画館へ行っていただろう映画だったんですが…まあ、これカンヌ、パルムドールとはいえ、"シネコンでかけにくい映画"ではありますよねw やっぱり『ミッドサマー』がウホウホエログロを見せ圧倒的話題性と支持を産んだ以上、そんな言い訳通用せず、さっさと天下のパルムドール全国に垂れ流せやーい!と言える近年のながれなんですがっ!

評価は好き嫌いがハッキリ分かれそうなカルト風味なため、「未評価」にさせていただきます。
だってストーリーの流れ的には、「くだらねぇw」と一笑に付すことも可能だから(笑)
↑最序文は流れの粗方を虚実混交、ディフォルメして形容したつもりだけど、ホワァイ?と言いたくなるほど意味不明でしょ?w
そこにこそ、クローネンバーグっぽさがあるかも知れませんが。

内容は、デヴィッド・クローネンバーグ"『クラッシュ』の亜種"としたり顔で、映画通気取りが映画を位置づけようとするかもしれませんが、あくまでその要素は「前提」であり、その「アフター」な物語が物議を醸すくらい(おいおい、何処へ行くんや〜???)と困惑の極みですw

そしてみんなウッディ・ハレルソンになる(ただ見えてくると思っただけ)

ってのは冗談以外のなにものでもないんですがw
少しはスタイリッシュに美人系に見える主人公が"性を偽る"ほどに「変貌」します。
何故に!?(笑)
ちょいちょい伏線として、意味深に顔写真が表示されてたけど、そっち⁉ってくらい行動が斜め上の方向に、土壇場というには厳しい、頭のネジが外れた、おバカな方向に邁進していきますw

例えるなら、近年のカンヌ受賞作で説明すると
『パラサイト、(血の繋がらない)気(を)引き家族』
と偶然に"全く違う映画"ながらも"連帯した分野"という「一致」さえ感じさせるほどですw

生体的変化で突発的なとんでもない"狂気"の行動を繰り広げるかと思えば、生にしがみつくかのようなとんでもない"理性"が働いてる行動と、行き着くアホさという頭いいんだか悪いんだかの"矛盾"な行動にモヤモヤさも拭えないなんだけど、様々なビジュアルの変化と共に様々な表情の"変化"も見せるのが彼女、この映画の魅力ですね。
"感情移入の余地"は全くないはずなんですけどねw

そして終盤になってくると、この映画の主人公ってひょっとして赤の他人の「親父」さんじゃないか?っ気にさせる、不思議な"「ヒューマンドラマ」らしきもの"映画に変貌を遂げるのです。

きっとこれはチクピー(ピアス)あるあるを詰め込んだ警鐘映画…のはず
レズビアンはどちらか短髪彼女(彼氏?)じゃなきゃやめておけってね😉