しょうちゃん

#生きているのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

#生きている(2020年製作の映画)
3.0
謎のウイルスが猛威をふるう中、
ネットにつながらず助けを呼べない状況で、
青年は一人自宅アパートに立てこもり、
生き残る方法を必死で考える。

Netflixオリジナル映画で2020年9月8日から配信中。

コロナ禍で不要不急の外出ができない状態で、
観るのにピッタリな本作です。
ゾンビ・パンデミックの中、
家から出られなくなった青年のステイホーム物語。
アパートの中のシチュエーションで
身近な場所が舞台という事もあり、
観客も自分だったらどう行動するか考えたりする。
主人公が怠惰な性格だったので共感が持てない。
家にいたらある程度安全なんだが、
お水や食べ物が次第に無くなっていき、
他の部屋に食料を探しに行く。
アパートの高低差を活用したアクションや、
離れた建物とのコミュニケーションなど、
飽きさせない工夫も見られた。
ゾンビの造形や行動は“新感染 ファイナル・エクスプレス”と同じ、
今後の韓国映画のゾンビはこれが基本と思う。
何日も飲まず食わずな状況なんだが、
げっそりもしなく見た目も普通と変わりなく、
奇麗でとにかく元気なんで、
あなり深刻さが伝わってこない。
オチも普通でした。
ドローンを飛ばして情報収集するのは面白い。
本作を観て備蓄の大切さを実感させられる。
備蓄があればゾンビなんて怖くない。
しょうちゃん

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