No_94
日本の「南極物語」をディズニーがリメイクした今作。日本の南極物語は未鑑賞のまま鑑賞してみましたが、ディズニーらしいアドベンチャー&ピースフル映画だったので、悲しい結末が好きではない方にはオススメの作品だと思います！
米国科学財団の南極基地で働く南極ガイドのジェリー・シェパードは、記録的な猛吹雪に見舞われてしまう。そのため、さまざまな困難を一緒に乗り越えてきた８匹のそり犬を残し南極を去らなければならなかった……。
最初に言ってしまうと日本製の「南極物語」とディズニー製の「南極物語」は全くの別物でした。ベースにしているとはいえ、登場人物は全員アメリカ人なのは勿論のこと、助かった犬の数の違いからして、あくまでもディズニーが子供たちのために作った映画のように思います。別にそれが悪いことではないのですが、あまりに上手く出来すぎていて、私は少し疲れてしまいました…。
とは言っても、懸命に生きようとするそり犬たちの勇姿にクるものはちゃんとありました。訓練されている犬とはいっても、ジェリーの司令通りに動く様や狩りをする様は犬の頭の賢さを改めて感じられます。また、人間と犬たちとの間に出来ている、種を超えた絆というものがとても素敵で、動物を飼いたい衝動に駆られます…飼えないマンションなので無理なんですが（トホホ…）
医者だとか、教師だとか、身近な職業もいいけれど、こういった人や動物たちとの絆を感じられる職業というのも大変良いものですね！大人はもちろん、是非とも子供たちにも観て欲しい作品です。
