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アナザーラウンドのmarucoのレビュー・感想・評価

アナザーラウンド(2020年製作の映画)
3.9
アナザーラウンド観ました。

初めに言うときます。
marucoは男の人は酒を飲める人が
好きです。正直、魅力を感じます。本作は酒にまつわる物語です。
人生にくたびれ日々諦感と惰性を生きる中年男四人組の話です。彼らは気心の知れた職場の同僚です。それぞれに悲哀や不安や孤独を抱えてます。
この四人の中年男は結託して『飲酒の効能』というとある哲学者の理論を証明しようと飲酒に傾倒していきます。酒も飲まない堅物のマーティン(マッツ・ミケルセン)が呑みすけの3人の同僚に勧められワインを口にします。ひとくち、ふたくち、みくち、飲む程にマーティンの表情が穏やかに華やかにこれが又素敵に変貌していくんですね。それからのちは堰を切ったように同僚仲間と競うように酒量を増やします。実験的に酒の効能を体現してゆきます。
ペラには笑って、呆れて、涙して、こんなん書いてました。恐縮ですがmarucoには笑えるとこなんかどこを探してもなかったです。

酒が酒を飲む、
冷酒と親の意見は後できく、
酒飲み本性違わず、
こんなん言います。

そしてマーティンの奥さんはね、
堅物で何の魅力もない主人マーティンを冷やかに見てたけど彼がお酒を嗜むようになってからはマーティンは陽気になり面白いことも言い機嫌も良くなり、実際にちょっとセクシーなええ感じの男になっていく。すると この奥さんも変わってゆくマーティンに再び熱い想いで寄り添っていくんよね。もともと嫌いな夫ではなかったし。
そしてね、ある晩二人はねおよそ、
13年ぶり(これは私の勘やけど(笑))に
家族で出掛けたキャンプ場のテントの中で激しいのんやるんよね。
それを奥さんの顔と表情だけで表すそんなんやったです。残念なことに
詳細は一切なかったです。ただしそこは、
アヘアヘ💦ヒィヒイ💨言う声で…、
そらそうやね、なんせ久しぶりやから。
これを俗に言うあえぎ声、よがり声とも言う。何せ外やから遠慮がない。そんなこんなでね、
マーティンは二種類のテント⛺を
張ったわけで…、イヤ、イヤイヤ、
又いらんこと言うてしもた。
あとは良かったらちゃんと映画で
観て下さい🙇
どっちか言うたらたぶん、
偏った解釈やけどmarucoはこの映画には悲愴感と絶望感が残ってしもた
生きることそれは、
断酒しかないと思った。
本作をハッピーエンドとは言い難い…、
marucoはこんな想いで仕舞った。

もう一言だけ。
テントは彼らの2人の息子達のも入れて全部で4本張りました。

マタアワセテクダサイ
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