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スネーキーモンキー/蛇拳のとしのレビュー・感想・評価

スネーキーモンキー/蛇拳(1976年製作の映画)
4.0
ジャッキーがスーパースターになるきっかけとなったカンフー映画ですね。何度目か分からないぐらい観ています。師匠との絡みやボスとの死闘みたいな部分は覚えていても、細かい内容は速攻で忘れるので…いつ観ても新鮮(笑)!

鷹爪拳の使い手・ショングンは、次々と仇敵である蛇形拳の使い手を葬っていた。蛇形拳を使える者は、もう残すところ蛇形拳塾長の息子と老師バクのみだ。一方、孤児の青年ガンフーは、ある道場の下働として暮らしていたが、師範代から虐められる日々であった。ある日、ガンフーは町で大勢の男達に絡まれている老人を助ける。その老人こそ、実は老師バクで…ガンフーの境遇を不憫に思ったバクは、ガンフーに蛇形拳を教えるのであった!という内容ですねー。かなり、端折りましたが。

やっぱり、この頃のジャッキー映画は何度観ても楽しい!迫力あるカンフーシーンは最高です!え?話に辻褄が合わない?都合良過ぎる?そこは問題じゃありません(笑)!人間…修行すれば、拳を突き出すだけでボッ!ボッ!って音を出せるまでになるんだぜ?信じる事が、大切なんです!

突然始まる、今だったら動物愛護協会から訴えられそうな飼い猫とコブラの決闘シーン。え、中国って、そこら辺に普通にコブラいるの?!やっぱり、捕まえたら食べちゃうのかなぁ?

蛇形拳塾長の息子が、実はガンフーだった!みたいなオチかと思ったら、全然関係無くて。塾長の息子は死体で吊られた状態のみの出演でした(笑)。

敵の一味の中に、怪しげな覆面(怖くて怪しげという意味では無く、雑なマスクでそれは無いよな的な怪しさ)がいるのですが…その場には敵の一味しか居ないのに、何故覆面する必要が?そして、君の正体が○○(ネタバレなので一応隠してます)だったのなら、最初に老師と出会った時点で毒盛るなりショングンに報告するなりすれば良かったんじゃ?!

ラスト、いつの間にか突然ジャッキーのズボンの尻の部分が破れてたり(尺をカットされているみたいですね)、ジャッキーの前歯が欠けたり(ショングン役のウォン・チェン・リーに折られたみたいです)しますよねー。流石にそれは気付くから…もうちょっと編集をですねぇ…。

というか…その時代って、カンフー使ってたら人殺してもオッケーな法律でもあるの(笑)?
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