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ニューオーダーのmfgのネタバレレビュー・内容・結末

ニューオーダー(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます



結婚式
どこか不穏な空気
ペンキ
使用人たちの反乱により幸せムードは一変 阿鼻叫喚地獄に…
…と同時に街の中もデモ隊の襲撃により阿鼻叫喚地獄状態
“金持ちはクソだ”の落書き 銃撃 転がる死体 etc…

たった一日で世紀末状態 専制独裁主義的状態に…
(デモ隊の支配下に置かれた 暴力が全ての世界/無政府状態(…というか政府も反乱軍の傘下に…)/破壊され荒廃した街並み/人質の強制収容所(牢獄 脅迫 額に番号 身代金要求のためのビデオ撮影etc…)/外出禁止令(時間外外出は処罰対象)/水は供給制に/少しでも逆らう一般市民は容赦なく粛正/労働は許可制(“労働センター”発行の“就業許可証”必須(※提示しない場合は就業資格喪失))/IDカードによる完全管理制/“公平かつ効率的なシステム(全員に同じ機会と権利が与えられる)”を謳った“得点制度”(※“減点されると不利になるためご注意ください”)/“当局からの要請(ex.バス内で消毒液の噴射 etc…)”は絶対/とにかく金と暴力(正義や秩序はどこにもない)/一列に並ばされて銃殺され…油をかけられ燃やされ…/頭部に袋を被せられて絞首刑〜行進曲?と共に…/etc…)

新婦の人徳
(心根の良さ 優しさ 仁義 愛の心 正義感 勇気 etc…)



なんとも…すごい作品…重い…
ラストがまた…
…でも現にまさに起きている現実では…?(どこかの共産主義唯物論主義専制主義独裁国家の現状の暗示では…?)
※新婦の徳とか その他 心ある人々が暴力に負けて理不尽な最期を遂げたように見えるけど、縁起の理法はこの世とあの世を貫くものであり必ず完結するもの
→悪を冒した者は死後の世界を恐れるべきだし、善なる思いや行いは決して無駄にはならない
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