イライライジャ

ゾンビ・インフェクションのイライライジャのレビュー・感想・評価

ゾンビ・インフェクション(2011年製作の映画)
2.0
極めてまったり展開してくロシアンゴアゾンビ。こんな映画をわざわざ何故観るのかというと、「一瞬の輝き」「一瞬の浪漫」のために観ている。かったるいなぁと嫌になりつつ、時折挟まれるゴアに心躍らされる。
そして本作では、至るところでパートカラーを用いている。原色を強調してそれ以外をモノクロにした撮影法だが、そのおかげかどこを切り取っても非常にお洒落。臓物や頭部から溢れる血さえもお洒落に写されている。
話題になるゾンビ映画と比べると当たり前にストーリーも演出もゴミだが、監督のゴアへの愛はひしひしと感じた。

このような誰にも発掘されず眠ってる映画を日本でリリースしてくれるのは心底素晴らしい。