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ブラックガイアンドラ
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目次

ブラックガイアンドラの作品紹介

ブラックガイアンドラのあらすじ

世界が終わりに向かう中、家族をゾンビに殺された青年が、恋に落ちた女性を命懸けで救う。

原題
The Black Ghiandola
製作年
2017年
製作国・地域
アメリカ
上映時間
17分
ジャンル
ホラーショートフィルム・短編

『ブラックガイアンドラ』に投稿された感想・評価

kuu
3.5
短編映画『ブラックガイアンドラ』
原題:The Black Ghiandola
製作年:2016年。(完成・公開は2017年)
製作国:アメリカ 上映時間:17分。

世界が終わりに向かうゾンビ・アポカリプス(ゾンビによる世界の終末)の中が舞台です。家族をゾンビに殺されてしまった青年が、命を懸けて恋に落ちた女性を救い出そうとするサバイバル・ホラー。
 
Filmarksの仲間のみんな、こんばんは。
冒頭に失礼します。
いつも善き作品や新しい出逢いを教えていただき、本当にありがとうございます。Filmarksって場所がなければ、そしてここで出逢ったみんなの言葉に触れていなければ、未知なる映画作品に出逢うことも、知ることもないまま過ごしていたかもしれません。
たくさんの作品との巡り合いをくれる、豊かな感性を持った大切な仲間たちに、心から感謝の気持ちを込めて。


扠、今作品の愚感想文にはいりますが。
がん闘病中の少年が命を燃やして紡ぎ出した今作短編は、映画製作という行為そのものが持つ圧倒的な救済力と生命力を提示した作品やと思います。
短編故の説明不足であくまでも個人的推測を踏まえてですが、物語の軸となるのは、ゾンビの蔓延により家族を奪われた主人公が、絶望の淵で他者を救うために繰り広げる凄惨な生存闘争やと思います。
一見すると古典的なホラーの枠組みに思えるが、その深層には死の影に怯えるのではなく、迫り来る終焉に対してどう意志を主張するかという人間性の極限状態が描かれてるかな。
 
タイトルに掲げられた『The Black Ghiandola(ブラックガイアンドラ)』は、おそらく英語で『黒(死や病魔の象徴)』を指すBlackと、イタリア語で『腺(がん等に関連する組織)』を意味するGhiandolaを掛け合わせた造語じゃないかと推測します。
 
つまり、黒い腺=身体を蝕む暗い腫瘍を意図したもので、ホラー映画が纏う死の影と、製作者自身が立ち向かっていた現実の病とを重ね合わせて名付けられたんじゃないやろか。劇中に登場するゾンビ(短編ゆえに数体ではあるが)もまた、個人の力では抗いようのない運命や身体の衰弱の比喩として機能しているように感じられる。
しかし、主人公が武器を取って立ち向かう姿には、絶望的な状況下でも諦めない尊厳や、抗い続ける意志が静かに込められていると思いたい。

作中に登場するキャラの役職に腫瘍医や核医学技術者といった生々しいがん治療の専門用語が散りばめられている点も極めて意図的やと思います。
これはステージ4の病魔と苛烈な闘いを続けていたアンソニー・コンティの過酷な現実が、サバイバルホラーという物語の虚構空間へ地続きに接続されるよう構築された結果にほかない。
フィクションと現実の境目を曖昧に溶かし合わせることで、死への恐怖をスクリーン上で正面から受けて立つ覚悟がまざまざと刻み込まれている。
 
豪華な顔ぶれ(末筆にキャストを記載してますご参考に)が結集した背景には、ハリウッドの映画人たちが示した桁外れの献身と胸を打つ連帯が存在する。
なんでも事の始まりは、難病の子供たちの夢を叶える団体『Make A Film Foundation』の設立者ローラ・ヘルツォグが、少年の脚本に感銘を受け各所に声をかけたことやったそうです。
この呼びかけに呼応したサム・ライミをはじめとする一線級の監督陣が演出の手腕を振るい、現場には熱い情熱が充満した。
さらに、異才デヴィッド・リンチが監督ではなく一俳優としてカメラの前に立ち、名バイプレイヤーのJ・K・シモンズ(彼のゾンビ姿を観れるなんて🫂)やローラ・ダーン、そしてジョニー・デップ(ゾンビに殺られるとこ観れるなんて🫂)らが怪演を見せるという、まさに破格の布陣が奇跡的に立ち上がったそうです。
 
撮影現場には数々のトリビアが残されてて、デップは多忙なスケジュールの隙を縫って参加し、少年と意気投合してアドリブを交えた迫真の芝居を披露(エンディングにアウトテイクあり)。

音楽を担当したナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーも、劇伴の無償提供を即決したと云います。
​当然ながら、映画としての完成度を冷静に見つめれば課題も少なくない。
わずか数日という極限の過密日程で撮影されたがゆえの唐突な展開や説明不足、画質の粗さや照明の不均一さ、さらには複数の監督が入れ替わり立ち代わり指揮を執ったことによるトーンのブレとか、技術的な短所や粗削りな部分は随所に散見されます。
純粋なひとつのシネマ作品として鑑賞した場合、映画批評家たちから突きつけられる手厳しい指摘も否定はできない。
しかし、日常的にこのジャンルを消費し愛好するゾンビ映画ファンの小生贔屓目を少しばかり挟むならば、そうした歪さや混沌としたダイナミズムすらも愛おしい。
低予算やB級ホラー特有の歪さを超えて、残された短い時間の中で少年が命を削りながらフィルムに焼き付けた切実なリアリティへと昇華されている点にこそ、本作の真価があるかな。

主要な出演者と、それぞれの役柄。

ジョニー・デップ(核医学の技術者 役)
酔っ払い。

J・K・シモンズ(ラルフ・アチェート役)
主人公ジェイコブの尊父。
 
ローラ・ダーン(医師役)

デヴィッド・リンチ(黒衣の男役)
鬼才として知られる巨匠映画監督でありながら、今作では異例の一俳優として出演。
 
ジェイド・ペティジョン(ブリー・アロンソ役)
主人公ジェイコブが身を賭して救出を試みる最愛の女子

チャド・L・コールマン(タナー・アロンソ役)
ヒロインであるブリーの血縁関係者。
 
リチャード・チェンバレン(不気味な腫瘍医役)
往年の名優が演じる威圧的で異様な雰囲気を纏うがん専門医。

ペネロープ・アン・ミラー(アニータ・アチェート役)
アチェート家の一員として壮絶な宿命を背負う?重要人物。
Kota
3.5
主演、脚本を努めたアンソニー・コンティは末期ガンで、彼の映画を作りたいという夢を叶えるために、サム・ライミ、ジョニー・デップ、ローラ・ダーン、デヴィッド・リンチ、J K・シモンズらが集結してできた作品。…それだけでめっちゃ素敵な話やん?
3.5
今年鑑賞のショートフィルム150作品目。

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○作品概要
インターナショナルプログラム 2/International Program 2 • 16m
《マチュア・コンテンツ》
ジョニー・デップ、デヴィッド・リンチ出演
Anthony Conti, Sam Raimi, Catherine Hardwicke & Theodore Melfi/アメリカ/ホラー/2017
世界が終わりに向かう中、家族をゾンビに殺された青年が、恋に落ちた女性を命懸けで救う。


○感想
出演者は、ジョニー・デップ、JKシモンズ、ローラ・ダーン、デヴィッド・リンチ…監督にサムライミ。ご、豪華すぎる😲✨❗
映画を製作したい難病の若者たちを支援するプロジェクトにより作られた映画らしい。なんと夢に溢れた企画なのだろうか!
しかもチョイスがゾンビ映画…素晴らしい🧟‍♂️!!!!

自身の病気も絡ませながら、オリジナリティーのあるゾンビに仕上げている。
短編だけれど、十分に見ごたえがあった。
てか、キャストの演技力が…もう凄すぎwwwとくにJKシモンズは羨ましい。笑


観る価値ある短編ゾンビ!!
ぜひご覧あれー!!!!

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