CORO3

スカイライン −逆襲−のCORO3のレビュー・感想・評価

スカイライン −逆襲−(2020年製作の映画)
2.0
DVDで鑑賞。
もはや、最初の作風とはまるで違うシリーズになってしまった。

前作で敵の母艦アルマダを撃破した、エイリアンのDNAが混じる女性ローズが主人公。
チート能力を授かったけど、自分の命を削らないと発射できない。
元々、超急速に成長する少女だったのを、何とか輸血する方法で成長を押さえていた。
うん。設定が海外ドラマ「V」のエリザベスだね。舌を出したら、二股になっていれば完璧だったのにwww

んで、軍に強制連行されて、破壊したはずのアルマダ艦から、動力源であるコアドライブが、敵の故郷と思われる惑星コバルトワンに転送されていた。

そこで、コアドライブを手に入れて敵を壊滅させようと、地球から乗り込むという、完全に立場が逆転した話になった。

ワームホールで移動するのだが、わかりやすーい伏線説明があり、あぁ、これを利用するんだろうねと読めてしまう悲しさ。

あっさりコバルトワンに到着した面々。洞窟に突入したらなにやら怪しい気配が。
周りを敵に囲まれた!でもなんか普通のハーベスターではなく、目が見えない。ピンチになる一行!でもローズがすぐに光の下なら見えないはず!とかチート級のアイデアを出して間一髪で助かる。

んで、コアドライブをゲットしたら、なんか少佐が裏切ったよ。
結局、コアドライブだけが目当てで、コバルトワンを破壊さえすれば、ローズ達はどうでもよかった。

ラストは、ワームホールの伏線を回収した三つどもえのバトルで終了。
地球に戻ったローズは、暴走したパイロット達を一瞬で収穫しましたとさ。

前作にも出演していた、こちらもシラット使いのヤヤン・ルヒアンも復活して戦うシーンが有るけど、完全にちょい役で、無くても良いシーンではあった。

SFアクションとしてみたら、普通なんだけど、どこにでも有りそうな話。そもそも1作目が良かったのは、どこにでもいる人々を主人公に据えたから。2作目でイコ・ウワイスとかを出して、アクションに力を入れてみたが、ここまではまだよかった。
でも、本作は正直どうでもいい。
続編を作る気満々のようだが、次作以降は、WOWOWで放送されるまでじっくり待つことにする。

2022-022
CORO3

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