TakashiM

セブンのTakashiMのレビュー・感想・評価

セブン(1995年製作の映画)
3.9
「有名なので逆に敬遠しがち」シリーズ。
映画を趣味とするならば、避けては通れない道か。。

いやいや、しっかり面白かった!

聖書的なものになぞらえた猟奇殺人、刑事のバディ、ベテランと若造、、、
どっかで見たことあるような既視感強めの設定だけど、本作がそのオリジナルに近いんじゃないのかな。
かといって、展開とか犯人が読みやすいわけでもなく、ちゃんとハラハラドキドキすることができた。

犯人役は、お馴染みのあいつ。
この手の役ははまり役ですなー

モーガン・フリーマンとブラッド・ピットという組み合わせも非の打ち所がない。
なんだかトレンディドラマのキムタクでも見ているような、懐かしさ漂う定番感。

ただ、暗いじめじめした雰囲気が全体を包んでいるんだけど、ブラッド・ピットの華やかさがどうしても勝ってしまい、ポップな雰囲気になりがち。


最後の罪人は誰なのか。。
途中から、とある人物の死亡フラグがバキバキに立ちまくっていたので、ラストでフラグが回収されるのかと思いきや、そっちで回収きたか、と。
エグ過ぎるラストではあるが、きれいなオチでもあった。

既視感と懐かしさを感じられる、このあたりの時代の有名どころ。まだまだ何本も「敢えて」避けてるやつがある。
やっぱ良いものは良い。きちんと制覇しておこうかな。
TakashiM

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