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サムジンカンパニー1995の426のレビュー・感想・評価

サムジンカンパニー1995(2020年製作の映画)
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スーパーファミコンのゲームで「ルドラの秘宝」というRPGがある。このゲームの新しかったところは自分で魔法の名前を入力すると名前に合った属性を勝手に選んでくれるなんとも斬新な設定である。私は「ビントロ」という魔法を入力した。すると属性は「物理攻撃」となりワギャンランドのように「ビントロ」という文字が敵に当たるという謎な魔法を産んでしまった。何故「ビントロ」にしたかはまったく覚えてないが今の自分を考えたらやりかねないと深く納得している。

1995年の韓国が舞台の今作、スウィングキッズからパクヘスのファンになったのでパクヘスを大画面で見れるだけで丼飯3杯いけました。やっぱり好き。

最近エンドロールが始まると座席をすぐに立ってしまうのだが、物語を総ざらいしてくれるような8ビットのエンドロールが可愛くて最後まで見てしまった。ファミコンスーファミ世代はこういうのにとても弱い。

実話をベースにした社会における学力、性差別をテーマしているのだが終始緩く展開するも台詞に本質が結構のっているので油断があまりできなかった。映画の好みとしてはもう少しメリハリがほしいとこではあるが「女の子は就職に困ったら結婚すればいい」なんて未だに平気で話題にされる社会がある以上他人事ではない。学歴や性別関係なく能力がある人が認められる世の中になってほしい。綺麗事なのかもしれないがそうなってほしい
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