Zoomあるあるを駆使したホラー!
想像の上を行く怖さ。Zoomで降霊術を行うと地獄絵図になる事がよく分かった!!
本作が他のホラーと大きく違うのは、これが「誰でも真似できる」シチュエーションだと言う事。湖畔のロッジも殺人鬼が来そうなパーティ会場も必要ない。必要なのはZoomと友達と、あと出来れば霊媒師だけ。
映像が全編Zoom画面のみで構成されてるのも、現実味を増している。
そんな馴染み深いシチュエーションだからこそ、Zoomあるあるが散りばめられた数々の仕掛けを恐ろしいと思い、「絶対真似したくない」と思える迫力があった。
擬似背景、顔認識システム、ミュート機能、接続不良、大写しにされるアイコン写真。ホラー好きでも嫌いでも、Zoomを使った事ある人は楽しめるギミックが沢山あったので、話のネタに観るのも良いかも。
時間が1時間と短い分、料金も一律1000円らしいので、隙間時間にさくっと見れる。
それはそうと劇場で、コロナ禍の今を描いてる作品を観たのはこれが初かもしれない。流石ホラー!