yukihiro084

ブレット・トレインのyukihiro084のレビュー・感想・評価

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)
4.3
映画の中で(運命)って言葉が出てくる
けど、(キック・アス)でヒョロヒョロ
のヒーローを演じていたアーロン・テイ
ラー・ジョンソンと、(キック・アス)
でPlan Bエンターテイメントを率いて
プロデューサーだったブラッド・ピット
が、演者としてぶつかり合っている画
だけで、もう胸熱なんですけど。

あと、デビッド・リーチは、ブラッドの
スタンドダブルで古くからの友人だよね。
スタンドダブルと言えば(ワンス・アポ
ン・ア・タイム・イン・ハリウッド)で
ブラッドはレオのスタンドダブルを演じて
いたけど、ブラッドとデビッドもそんな
関係だったのかなぁと。
アーロンもデビッドも、自分のキャリアの
最初に、ブラッドと出会って、きっと運命
や人生が変わったと思うんだよね。
監督として演者として(デビッドは、例の
あの作品で、コーヒー一杯で出てもらって
るけど)、デビッドもアーロンもどう思っ
たんだろうね。ブラッドとの今回の共演を。
なんかこう、夢があるよね。
そこも胸熱だった。いいなぁって。

あと、(さっきのコーヒー一杯)の作品も
そうだけど、(ザ・ロストシティ)に
ブラッド出てて、何でだろうって思ってた
けど、今作を見て、なんかパンデミックの
中、お互いにエールを送りあっているみたいでね、
そこも胸熱でいいなぁって。そう思って。

後でブラッドのインタビュー読んだけど、
この作品は僕にとっては薬だったって。
パンデミックで5ヶ月引きこもって、
ウツになりそうだった中のメディスン
だったと。

だから、ここまでのエンタメかと。

思いの外、伊坂幸太郎だったと言うね。
しっかり設定とか、キャラクターの
掛け合いとかキャラクターの性格とか、
伊坂幸太郎だったね。まさか(伊坂節)
がハリウッド大作としてここまで聞ける
日が来るとはね。
(マリアビートル)はもちろんだけど、
なんかデビュー作の(ラッシュライフ)
も思い出してね。

なんか胸熱ポイント、多かったなぁって。
ひとりでしみじみ。

もちろん、デビッド・リーチらしいし、
どこかガイ・リッチーぽくもある。
夏興行と言うより、お正月興行の方が
似合いそうな、お祭り感もある。
ワイワイみたいな感じ。

レモンとタンジェリン良かった。
アーロンとブライアンのコンビ良かった。
2人とも大好き。
なんか、エンタメ映画に徹していて
すごく楽しめました。
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