クリスマス映画と言えば冬景色と雪だけど、考えてみれば南半球では真夏なのだね。プレゼントの買い出しは炎天下の中で渋滞。今まで一度も考えた事が無かったけど、Netflixのおかげでそんなブラジル産クリスマス映画を初鑑賞。
所帯持ちの男がクリスマス・イヴのある事故をきっかけに、朝起きる度にクリスマス・イヴになるというループに陥る。ここまでは例えばビル・マーレイの「恋はデジャ・ブ」なんかと同じなんだけど、本作が珍しいのは、目覚める度に翌年のクリスマス・イヴになっているという事。つまり、主人公を含め登場人物はどんどん年を取っていく、、、、良く分からない設定だけど、2年目、3年目と進むうちに何となく面白みが分かってくるから不思議。
ガーガーうるさい主人公はアダム・サンドラーっぽいキャラクター。ブラジルだからクリスマスでもアロハと短パンで、余計にアダム・サンドラーっぽく見えてしまう。
ストーリーもアダム主演の「もしも昨日が選べたら」や「50回目のファースト・キス」に通じる部分があって、最後は爽やかに感動出来る。ややクセが強いけど、ありきたりなクリスマス映画に食傷気味の人におすすめしたい。