前回の大きな仕事から2年、ダー子は久しぶりに仕事の案件を紹介するが、ボクちゃん、リチャードは話に乗ってこない。
さらにはコンフィデンスマン業をやめようと言う始末。
ときに、三人の共通の師である三代目ツチノコが姿を消した今、四代目襲名をかけて三人で勝負することになる。
その勝者のなんでも言うとおりにする、という対価で三人は戦うことになった。
舞台はマルタ島。
スペイン人マフィアのゴンザレスが持つ「踊るビーナス」を獲得すべく、三人それぞれやってきた。
ダー子は外交特務機関の者に扮し、潜入するがすでにボクちゃんがゴンザレスの妻・麗奈の付添人として接触していた。
三人だけでなく、インターポール捜査官のマルセル真梨邑や日本からやってきた警察官もゴンザレスに接触してきて―――。
三作目なのにもかかわらず、楽しめた。
ホントにマルタ島で撮影したかのような映像。
ところどころ緑背景でバーチャル映像だそう。
もし四作目があるなら、今度こそは海外ロケしてほしい。
最後の演劇がみんな可愛らしい。そして毎回ナゾ。
ストーリーに強いて言うなら、時間が長く感じたので少し中だるみしていた……？
英雄編とあるが、あんまり英雄感なかったように思う。
とはいえ、もともとコンフィデンスマンという観客を驚かせる前提なのだ。
脚本づくりの難易度が高いのはお察しする。
今は『どうする家康』で忙しいだろうから、次回作あれば3年後とかになりそう。
