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デンジャー・ゾーンのもじゃのレビュー・感想・評価

デンジャー・ゾーン(2021年製作の映画)
3.0
「同情を抱け」

近未来。ドローン操縦士のハープ中尉は味方の犠牲を出し、教科のため東欧紛争地帯へ。彼は何を学ぶ?上官と上手くやれる?

そんな上官はなんとAI!これまで基地の中でピコピコやってた中尉はロボ上官と生の現場へ。感情をを無くしていた人間と感情豊かなロボットという対比。
主軸のお話はなんかロシアのやべぇ奴に核が渡るのを防ぐんだって。わかりやすい!
主演のハープ役、ピルー・アスベックは若く真面目そうな黒人青年。上官役はアンソニー・マッキー。アベンジャーズ、キャプテンアメリカのファルコン。シリアスでかっこいい。
ざざっと配置転換のきっかけをこなした後は、初めて基地外の作戦行動へ出かけることで話が動く。感情が人の欠点なのか、はたまた感情が足りないのか揺れ動くことをこの作品は伝えたいようだ。後半から意外性ある方向に話が転がるけれど、教科書通りのフレームの中に現代社会風刺も盛り込んで、予算内でまとめました的な。
ロボ兵交えたアクションの質は高く、見どころではある。

事件は現場で起こってるんだ、っていう作品。
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