バナバナ

漁港の肉子ちゃんのバナバナのレビュー・感想・評価

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)
2.4
タイトルになっている肉子ちゃんは主人公ではなく、その娘の喜久子が主人公。

冒頭から『毀滅の刃』の様な、喜久子によるモノローグの説明台詞がかなり長く続くので、
コレ、面白いのだろうか…と疑いながら観ました。
ようやく説明台詞が終わって、喜久子の小学校生活が始まってからは、まあまあ面白かったけど。

ストーリー展開も、まあそうだろうな…と意外性が無かったこともあるが、
一番この物語への感情移入を阻害したのが、肉子役の大竹しのぶの吹替の声だ。
肉子の体格からすると、もっと大きくてパワフルな声でなければいけないのに、
大竹しのぶの吹替は大阪弁があやふやだからなのか、声が小さく頼りない感じだったので、
肉子のイメージに合わず、この物語に気持ちが入るのにかなり邪魔になりました。
普段、元気な男の子の声を演じている声優さんに演じてもらった方が良かったのではないかな、と思いました。
Cocomiさんの声は、小学生の喜久子に合っていました。
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