Emiii

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PASSING -白い黒人-(2021年製作の映画)
3.0
1920年代、NY。
帽子を深く被り、白人のような女性がショッピングをしている。
ある日、ところどころに白人の客がいるレストランに入る。
視線の先である女性と目が合う。どこか懐かしさが残る女性だが、彼女は注目されないようすぐに視線をずらす。
するとその女性がやってきて―――。

彼女は10年以上会っていない友人のクレアだった。
しかしクレアは完全に白人の様子。
彼女は白人の夫がおり、その夫の仕事の関係でシカゴに住んでいるがNYを訪れたのだという。
その日はすぐに別れたが、後日にクレアから手紙が届いて―――。


作品のテーマを利用してモノクロ映像にしたのは上手いと思ったが、それがわかりにくさを誘発していたとも思う。
クレアの夫が目の前に現れたとき、アイリーンが白人の格好なのか黒人として振る舞っているのかわからなかった。
だからそのときの登場人物の反応も意味不明。

結末の意味もよくわからなかった……。
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