【一言で言うと】
「形なき愛の“囁き”」
[あらすじ]
廃品運搬の仕事で暮らしを立てるゲイのカップル、クラスキーとパドヴァン。ある日、二人は立ち寄ったバーで、ボーイッシュな少女ジョニーと出会う。やがてクラスキーとジョニーの間には恋心が芽生えるが、そんな二人に嫉妬したパドヴァンは...。
ジェーン・バーキンの裸体を観たいが為に鑑賞。
...こんな最っ低な動機で観てしまった自分が恥ずかしいばかりですが、やっぱりこういった興味というのは湧いてしまうものでありまして(^◇^;)
この映画のタイトルにもなってる『ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ』は元々監督であるセルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンのデュエットソングだったらしく、その大胆かつ官能的な内容からか、当時のイタリアはじめヨーロッパ各国で放送禁止になったとか😓...
しかもオリジナル版は喘ぎ声が収録されてるって...やっぱり“愛の国”だけあってか、色々な意味で攻めてますよね〜😅
とまぁ話が少し脱線しましたが...ストーリーの内容としては、今では主流となってきているLGBTQにまつわるテーマに沿っていますが、これを50年も前に描いていて、かつあそこまで直接的に描写していたのが凄すぎますね(゚o゚;;
それになんと言ってもジェーン・バーキンの美しさはもう別格で、中性的なあの魅力はまさに彼女ならではの“色気”が充満していました。
胸もお尻も大きくないのにあの魅力深さ...流石当時のフランス男性を虜にしただけありますな🤔...
ただ性描写に関しては自分からしたら至って普通でしたし、個人的にはもっと際どく描いても良かったのではないかと思いましたが、これも当時はセンセーショナルだったんでしょうね...
にしてもジェーン・バーキンの喘ぎ声がうるさすぎて思わず笑ってしまった😅
あの声量はもう喘ぎ声とかのレベルじゃないっすよ(ー ー;)...
とにかく性別の垣根を越えたむさ苦しい愛に、強烈な印象を叩き込まれる映画でした。
とりあえずストーリーはハッキリ言って面白くはないですが、ジェーン・バーキンの可愛さを堪能できただけでも今作を観た価値はありましたね。
ちなみに当時ジェーン・バーキンはロングだったらしく、短髪にしたせいでゲンズブールはバーキンをゴミ箱に捨てたやら何やらで非難轟々だったらしい(^_^;)...
俺は...好きだけどね(^◇^;)