【一言で言うと】
「予言に導かれし者」
［あらすじ］
その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる砂の惑星デューンで繰り広げられたアトレイデス家とハルコンネン家の戦い。ハルコンネン家の陰謀により一族を滅ぼされたアトレイデス家の後継者ポールは、ついに反撃の狼煙を上げる。砂漠の民フレメンのチャニと心を通わせながら、救世主として民を率いていくポールだったが、宿敵ハルコンネン家の次期男爵フェイド＝ラウサがデューンの新たな支配者として送り込まれてくる．．．。
感無量。もはや念願の”夢”でもあったグラシネ池袋のクソデカIMAXスクリーンで前作と今作を堪能するという願いが叶っただけでも大満足なのだが、今作は前作と比べて見ても目と耳と体から摂取する”迫力”というものが明らかに段違い過ぎてメチャクチャ興奮した。いやマジで…ヤベェよDUNE…ヤベェよグラシネ池袋のIMAX…あんな最上級の場所で観てしまったら他のとこじゃ満足できんぞこれは( •̀ㅁ•́;)．．．
とにかく映像、そして音の迫力というのがマッッッッッッッッッッッッジでエゲツない。フルスクリーンのIMAXで映し出されるDUNEの世界観に目が圧倒されつつ、そして地響きの如く襲いかかる音圧に耳と体が気圧されるという、まさに前作であった要素を何十倍にも増して繰り広げられる迫力の数々には、言葉どころか思考すら失われるレベルの凄まじさで終始唖然でした(・・;)．．．
それに前作では足踏み状態が終始続いたテンポ感だったにも関わらず、今作では急に全力疾走をカマしたのかと思うくらい展開がスムーズだったのも驚きでしたし笑、何よりも自分が見たかった展開をしっかりと余すことなく描いてくれただけでもかなり大満足😋特に今回サンドワームの活躍シーンがかなり多かったのも良かったですし、予告であったサンドワームが砂煙から出現してくるシーンはマジで鳥肌総立ちでしたね．．．
とにかく前作ではあまり見られなかったスペクタクル要素に加え、主人公ポールに降りかかる”信仰”と”予言”、そして母であるレディ・ジェシカの”導き”に揺れる姿に身も心も没入させられる、まさに続編としてのパワーアップした物語の重厚さに時間を忘却させられる一本でした！！！
確かに冷静に見るとちょくちょくツッコミどころがあったり、確実に時間がかかるであろう複雑な問題がヌルッと解決されたりと、気になる点は何個かあったが、あの映像美かつあのスクリーンを前にして文句が言えるのかってハナシですよ😌…たとえ不満点があろうが現時点での最高密度で放たれる圧巻かつ壮大なCGやVFXを産み出した制作陣に圧倒的感謝！！！！！したいくらいですし、過去の”悲劇”からこうして現代の技術を駆使して成功へと収めたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督はまさしくDUNEという存在を傑物として”蘇生”した類稀なる監督とも言えよう。
領家の公爵から世界の”救世主”へ。まさに大いなる力には大いなる責任が伴う形となった主人公ポールの行方も気になりつつ、制作が決定されたPART THREEにも期待が膨らんだ今作。今後は小規模な作品を一本撮ってから続編の制作に取り掛かるとのことなので、だいぶ先ではありますがもし公開されたら是非ともグラシネ池袋のクソデカIMAXスクリーンで体感させていただきます！！！😆
