肉浪費Xアカウント復旧無理ぽ

ブラフマーストラの肉浪費Xアカウント復旧無理ぽのレビュー・感想・評価

ブラフマーストラ(2022年製作の映画)
3.7
『バーフバリ』や『RRR』に熱狂した者は"ボリウッド界の「アベンジャーズ」(顔ぶれ)"に震えなければなるまい
アベンジャーズに刺激を受けた「アストラバース」なるスーパーパワー炸裂のシン・本格神話ファンタジー第一弾がやっとこさ爆誕!
神話的大サーガ&だけに、映画作り、ロマンスも"レガシィ"に則って"歌とダンス"ありの「ザ・ボリウッドムービー」・・・だ!!

「小宇宙」ではなく『愛の火』を燃やせ

そうだな!?バッチャン!!

と、言いたくなるほどの"豪華キャスト"なんですよw
豪華というか、ボリウッド界ではレジェンド中レジェンドのボリウッド映画を複数かじってる方なら耳にした事がありそうなアミターブ・バッチャンさん、大ヒットした最新作『Pathaan』が日本公開・配信が少なからず望まれているだろう"ボリウッド界のプリンス"代名詞シャー・ルク・カーンさん、同じく『Pathaan』で共演&ヒロインのディーピカー・パードゥコーンさん(『恋する輪廻』、『パドマーワト』)も出演と日本でも通ずる"有名俳優目白押し"なわけです!
ただアニッシュ役アッキネーニ・ナーガールジュナさんは、インド(ボリウッド)界では重鎮の一人(日本未公開&未配信?のインド版『最強のふたり』の主演だとか)なのでしょうが、海外にも知名度のある『ロボット』シリーズのラジニカーントさんだったら、縁遠い日本人でも(自分は)チビるほど震えたんじゃないかと一つ惜しいところではありますね…
しかも、バッチャンさんらはアストラ(神器/武器)持ちの最強武器の欠片の守護者であり、グル(師)でもあるので、"前世代"のアベンジャーズであり今世代、主人公たちを導く"世代交代"を意識させるような役柄が"ボリウッド界メタ"的でもあり、ただの"カメオ出演以上のもの"を感じさせるんですよね。
まあ、バッチャンさんは能力も相当で高齢ながら(80歳!?)アクションも演じる重要キャラでもあるんですけどねw

その「アベンジャーズ(MCU)」で見られる"世代交代"、主人公カップルだけじゃなく"若い次世代"に重き、"魅力の抽出"が相当共に"課題(壁)"として立ち塞がっているか?なんですよね…

なんと!主演の『SANJU/サンジュ』、『バルフィ 人生に唄えば』のランビール・カプールさんと『RRR』でのヒロインを演じたばかりで、Netflixでも『ダーリンズ』でDV夫に母娘で復讐する(笑)サスペンスで主演を演じたヒロイン、アーリヤー・バットさんが今作を機に実際に夫婦になったのだとか!?(オメデトウ、オメデトウ👏)
あんな、ボリウッド映画で死ぬほど見た(言い過ぎ)一目惚れーのキラッキラの輝くストーカーロマンス演じたら、実際にゴールインしちゃうのも無理からぬと納得ですよねw(王道への褒め言葉)
ただ、ランビールさんは『SANJU』の演技に大絶賛しましたが、今作の役は個人的にあまり好きではありません。
体ムキムキマッチョな爽やかに仕上げても、インドイケメンというより、"西洋顔"が強く出てしまって若い頃のロバート・デ・ニーロっぽく見えて、やっぱり『バルフィ』の頃からの"三枚目"っぽさが拭えないというか…(あくまで個人的意見)
主人公の覚醒もほんっとうに本当の終盤で、じっくり描いてくれることに好感がある部分はありますが、結局"まだpart Ⅰ"という"燃焼不足"感が大きいですね。

それでも今まで観てきた、ボリウッド映画CGの安っぽさ、Netflix配信作でのヒーロー映画の質の低さから超絶不安視していましたが、今作のVFX、全然"安っぽくない"です。
さすがに話題に挙げてるMCU作と比べたら落ちる感じはありますが、下手なCG演出の映画には引けをとってるように見えない"ハリウッド級のCG品質"と言える新鮮味はありました!CG発注スタジオがボリウッドオンリーで済んでないのかも知れませんが、水、炎CGの現実との合成が違和感バリバリじゃないのが"インド映画の新フェーズ"に入った実感さえあります。
特別音響スクリーンで観れましたが、大スクリーン映えする映像でしたよ。

悪の総大将復活を目指す3人組のリーダーが美女(風)だったり、無能力なはずのヒロイン、イーシャ(彼女も何かしら古しき因縁がありそう)が向こう見ずな勇敢さを見せるなど、古式ゆかしいボリウッド映画のストーリーテリングでも、インドの"新時代の要素・イメージ"をきちんと打ち出した"更新"の変化も好意的に見れます。

序文の某日本出資のハリウッド大作()を皮肉った感ですが、そう言いたくなるのも本作を観ればわかってもらえるかと思います。
確かな構想のもとの"確約"と"次作への期待"を引き上げられなきゃ、出し惜しみをしたらそこで終わってしまうのだよ、邦画(日本会社)?
MCUフェーズ1の単独ヒーロー一作目みたいな映画は"現代では通じない"のです。
だって、"MCUが(積重ねで)そういう風にした"のだから

次作「part Ⅱ」はブラフマーストラに成ろうとした主人公の…(あっ)関わりがある『デーヴ』となるので、"誰か?"でまた別レジェンドが投入されたり、タイムスリップの"神々の戦い"的なものが描かれるのか?とワクワクな期待が膨れ上がるし、『バーフバリ』も2つで1つではあるけど、一作で魅力を発揮しつくせたか?となると疑問が残るので、倍以上のアクションが見たいですね!

それとがっつり歌とダンスシーンが全力集中の1個は(おお…)となるフルスロットルだったけど、寂しいのよ…(笑)