肉浪費Xアカウント復旧無理ぽ

シン・仮面ライダーの肉浪費Xアカウント復旧無理ぽのレビュー・感想・評価

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)
3.6
本郷猛、えヴぁに乗れ❢❢
血の雨の降る庵野秀明による"節"炸裂の"あの日好きだった"俺の考えた最強にかっちょいい仮面ライダー
己と世界の「理不尽」に向き合う泡沫の青春

ウルティラ主メンバーも多く駆けつけちゃう!?庵野・sin・ユニバース(え、あの人までエロい声を出して!?)
でもやっぱりwith エヴァみ も忘れずにね😉

"稚拙さ"や"邦画の限界"を笑いや勢いで誤魔化さずに「これでいいのだ!」と有無を言わさずのラヴ妄想に『降参』の声をあげてしまいそうになる汚濁流(オタク流)の到達点
実写に庵野流"セカイ系"を実現してしまうヤヴァさ(オメデトウ,オメデトウ)

ネタバレはいつものように絶対言わないものの、いつものように絶対長くなってしまうのでもう以上でレビュー終わりでもいいんですがw
評価点と合わせても褒めてるんだか、貶しているんだかあやふやな物言いしてる風に思われるかもしれませんが、"庵野(シン)バース"前作である『シン・ウルトラマン』の自分の評価を見てくだされば、これはこれで"大絶賛"と言っていい"大躍進"のレベルの「シン実写」です。

この映画を観るまでに、仮面ライダーを見て育ったはずなのですが、現在の週間ライダーをいくつになっても追うような大きいお友達ではないので、幼年期からもう60年ぶりの仮面ライダーな気分で臨みました(笑)
といっても、ちゃんと無知識ではいけないと、しっかり前々日からの2日間でAmazon Primeビデオ『仮面ライダーBLACK SUN』を全話見て臨みましたよ!
て、今作の話は、予告やらキャラクター紹介を探った時点で庵野流の「仮面ライダー1号&2号」の"リメイクであるシン"とわかる筋違いの「令和仮面ライダー」だったのですが…w
でも、BLACK SUNは白石和彌監督(『孤狼の血』シリーズ)、今作は庵野秀明監督と、"かつて少年ライダーだった僕たちだから放てる「大人向け仮面ライダー」"という楽しみ方を2作によって精一杯楽しんだ気がします。

さて、なぜ今作は『シン・ウルトラマン』という散々から大躍進の評価に至ったか?
となると、『シン』シリーズとしても樋口真嗣監督と2作を経て連続で日本だけを沸かしてきましたが、単に個人としてもその化学反応に拒絶反応みたいなのが出たのかもしれませんwどちらにしろ今作は『シン』シリーズでやっぱり今作こそ"庵野臭を喰らわされる"純粋かつ先鋭化したものに光るモノ…「ピュアラぁヴ」を感じさせてもらったってのがデカいのでしょう。

というかオーグ、プラーナ、ハビダッド空間とかオリジンシリーズにほぼないような"専門用語"マシマシでAIがどうの、まるでエヴァを意識したような「ロボットSF」ちっくな要素で、原型を"自分色に染める"庵野節が爆裂発揮されて、原作ストーリーさえ記憶の彼方のようなにわかには困惑の極みになったりしますが…
ほぼ『スター・ウォーズ』って言っていいんじゃないですかね?
プラーナ=フォース 説
が頭に構築されて勝手に理解を進めましたw

加えて、斎藤工さんに対して好感しかないので、あまりこうは言いたくないんですけど"主人公の魅力"が大きく差が開いたとしかいいようがありません。
一見、頼りなさそうで弱そうな池松壮亮さんがたまらなくいいです。絶妙キャストでしょう。
『宮本から君へ』の彼にしか引き出せない"センシティブさ"と泥臭い"孤高の熱さ"があった。
凄いですよね。相反するような感情の両極が結局エヴァのシンジくんに通じてしまう。ウジウジシンジくんじゃない"彼だけの選択"が彼に続く物語となる"連綿"へと繋がっている。これも『シン・ユニバース』と繋がる所以なのでしょう。(まるで大傑作かのような考察)

そして2号役である柄本佑さんの役柄も本当に"独特な魅力"を発揮している。
まるでヤル気のないような彼本来の性格であるかのような腑抜け且つ軽薄な感じなのに、どこか「芯」を持ったカッコよさへと印象が変わる。
1号&2号である仮面ライダーの2人。ぶっちゃけ正直に言うとヴィジュアル的にイケメンにあたる人物ではない上に、特に柄本さんは身体が締まってない感じで撫肩でどうも2人共ライダー状態のラインがカッコ良くない"のに"カッコいいのです。
見終わったらそういう感覚になるはずですw

さらにさらに加えると、やっぱりヒロイン、緑川ルリ子役浜辺美波さんですよ!
序盤は血の通ってないレトロ・クールウーマンを演じておきながら最終的にデレ…感情を魅せて打ち解けるキャラクターへと変貌する。
これぞ、やっぱり"綾波(美波)イズム"なのでしょう。名前で選んだかは知らずとも庵野監督食わせ者ですよ…w
"そしてみんな好きになるヒロイン"これだけでも『シン・ウルトラマン』と大差開いたと言っていいのかも…だって今作であんなことになりますからねぇ?(キャ!これ以上は言えないぃ〜〜😣)

主演2人組、サブテーマ的に「人造(改造)人間」を意識した演技を発注しているのか、ここも『シン・ウルトラマン』の対比論を発動できますが…池松壮亮さんめちゃくちゃ"棒演技風"の無感情台詞回しで笑えてくるくらいなんですが、そのサブさを上回る"感情の発露"がある。
それがやっぱり『シン・ウルトラマン』との"差"であると結論づけました。

ハイ、そしてこの全文の3倍以上は映像面についての文句は垂れ流せますが、お褒めに文と体力を消費したので文句のウジウジシンジくんもまた別の機会にしましょう。気持ちよくね?😉(永遠に来ない)
総:スクリーン・席位置も厳選しないとキツイっす

あ、いらぬ序文で勘違いはせぬと思いますが、仮面ライダーがロボットに乗って戦っちゃうとかそんな超展開は待って…決して、決して…あr、ありませんからね?😏(まるであるかのようなフリ)
サイクロン号はほとんどAI搭載よ!!