"目には目を、600万人には600万人を。"
実話ベース。
こんなに息苦しい復讐映画は初めて観たかもしれない…。
"Plan A"
もし、これが実現されていたら…？
の映像はとても恐ろしかった。
復讐は何も生まない、とは言うけれど
家族を、同胞を、無惨に殺され
決して消えることのない
怒り、悲しみ、喪失感を抱え続ける彼らに
"やめるべきだ"なんて言えるだろうか…
しかも主人公は、、そのワードこそ出てこなかったけど、ゾンダーコマンドだったんだね…
普通のユダヤ人よりも多くの恐ろしいことを知ってしまっていることで、復讐心により火がついてしまったのかもしれない、、
"良い人生を送ること、これが復讐になる"
"NEVER AGAIN"
ラスト、この言葉で終わってくれて本当に良かった。
ホロコーストを生き延びたユダヤ人によるナチス残党への復讐と言えば『手紙は憶えている』を思い出すけど、あちらはフィクション(しかも〇〇)なのに対してこちらはノンフィクション。
知らなかった、、ユダヤ人によるナチス狩りが本当にあったなんて。
そしてその中の過激派組織による恐ろしい大量虐殺計画(民間人も含む)もあったなんて。。
知らないことを映画で知れるのは本当に面白い。
本作、過去に観た『エルサレム』と同じイスラエルのパズ兄弟監督の作品だった(°_°)
『ザ・ゴーレム』も観ようかな、怖そうだけど。笑
