一人になる 医師 小笠原登とハンセン病強制隔離政策の作品情報・感想・評価

一人になる 医師 小笠原登とハンセン病強制隔離政策2021年製作の映画)

製作国:

上映時間:99分

3.9

ナレーション

『一人になる 医師 小笠原登とハンセン病強制隔離政策』に投稿された感想・評価

うめ

うめの感想・評価

3.8

ものすごい人がこの国にいた。
国と戦い、ハンセン病と戦い、
一生をそれに捧げた小笠原登医師。
強烈な人生である。
新型コロナによる差別や偏見、
誹謗中傷。国の隔離政策。
何も変わっていない。
人間は…

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国策として行われた強制隔離政策。一度決めて走り出してしまうと、それが絶対的なものとされて、異論を差し挟む余地さえない。
結局、誤りが正されるのには世代交代を待つしかなかった。ほんとうの当事者が謝罪し…

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本作の高橋一郎監督には、大学時代にお世話になった。
卒業後も、一度だけ記録映像を撮るときに相談させていただいた。
なので監督ではなく、先生と呼びたい。
先生は本作の完成後、シアターセブンで開催された…

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自分の信念を貫き通した小笠原先生は素晴らしい。けど、こういう変わりモンはどの業界にも一人くらいいるような…。
その後の裁判の証言に立った、大谷先生の方がスゴく感じる。
JJ

JJの感想・評価

5.0

本作の高橋一朗監督が去る6月4日、御逝去されたとのこと。心より御冥福をお祈りします。

社会や歴史に対する鋭く厳しい視点と、人々への愛に溢れた視点が同居した、高橋監督らしい作品。
ハンセン病の歴史を…

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Moll

Mollの感想・評価

3.9
小笠原登医師についてよく分かった。

ただ、ハンセン病の歴史や背景については、予備知識や理解がないと、いろいろな意味で偏った見方をしてしまうかもしれない。

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