ローズマリー

クライム・ゲームのローズマリーのネタバレレビュー・内容・結末

クライム・ゲーム(2021年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

475本目。
8月配信終了一気見31作品目。
U-NEXT独占配信。
今まで観てきた作品の中で難しすぎて1番意味わからなかった。登場人物も多いし関係性分からないしストーリーも???ばかりの内容で理解できたら面白いんだろうけどおこちゃま脳の今世の私ではちょっと無理…




1954年デトロイト。裏社会に生きる黒人のカートは雇い主がわからないままジョーンズという男に会いある男を会社に行かせある物を家へ持ち帰らせるためにその家族を人質にして見張るように依頼される。報酬は5000ドル。フランクの妻といたロナルドは「あと少しだ」と言って彼女を帰す。そこに彼とは顔見知りのジョーンズが現れ7500の報酬でカートと同じ依頼。一行はもう一人の男チャーリーを迎えに行く。ピリピリした空気の中誰が雇い主なのかという疑問について話し合う3人はカートが眠ったのを見計らいチャーリーはカートがワトキンズの賭けの貸金や賄賂が記録されたコードブックを盗んだという噂をロナルドに話す。ターゲットはGM勤務のマット・ワーツ。3人はマスクをつけて彼の家に押し入って家族を人質にし上司・フォーバートの金庫にある極秘書類をとってくるように脅迫する。マットにはチャーリーが同行。マットは不倫関係にある秘書のポーラから金庫の番号を強引に奪って金庫に向かうが書類は上司が持ち帰っていた。「何があろうとそのままにしろとネイスミスが言っていたのに」と言ってうろたえるマット。追い詰められた彼は別の書類をジョーンズに渡す。家に着いたマットとチャーリー。するとチャーリーは興奮気味にマスクを外し全員をリビングに集めようとしそこに鳴り響く電話のベル。反抗するマットを撃とうとするチャーリーだったがカートはすかさずチャーリーを撃ち殺す。自分たちがハメられたことに気づくマット。電話の相手はジョーンズでマットに対して怒り狂っていた。ジョーンズは電話を代わったカートにロナルドと家族を殺してフレームショー・バーに来るように言う。マットはカートたちに金庫が空だったために別の書類を渡したことを白状する。カートはチャーリーの銃をマットに握らせ正当防衛でチャーリーを撃ったと警察に話すように言う。そして「いつか力が必要になった時に手を貸せ」と言ってロナルドと立ち去る。カートはチャーリーがロナルドの金を奪おうとしていたことを本人に話す。そしてジョーンズが電話でロナルドと家族を殺せと言ったことも。ふたりは自分たちの状況を打開するために行動を開始する。
マット宅の捜査に訪れた刑事のジョー・フィニー。家族から事情聴取するが釈然としない。警察が帰った後カートから呼び出しの電話を受けたマットは家族を友人宅に預けてひとり約束の場所へ向かい。そんな彼の後をジョーがつけていた。カートたち3人は上司のフォーバートの家へ向かう。フォーバートを殴りつけて書類を奪い取るマット。彼らが出て行った後警察に通報しようとする妻をフォーバートはなぜか制止。書類は新型排気システムについて書かれたものだった。フランクを引っ張り出そうと企むカート。書類を5万で取引しようとロナルドに話し書類を真っ二つにちぎって片方だけを持っていくように言う。カートとロナルドにはフランク・カペリとワトキンズによって賞金が懸けられていた。カートは自分を追い出そうとするモーテルのオーナーに金を渡し協力者をふたり集めるように言う。フランクを訪ねたロナルド。車関係のものを盗めと雇われたと話すフランクにそれは排気システムのことだろうと詰め寄る。マットの家族を人質をとる仕事に自分を選び殺そうとしていたのはフランクだとにらんでいたロナルド。フランクは自分の妻とロナルドとの関係を疑っていた。ロナルドは半分だけになった書類を渡しあとの半分はカートが5万で売ると答える。そしてジョーンズを外しカートも取引のあと始末して金を山分けしようと提案する。カートがワトキンズのコードブックを持っていると聞いたフランクは了承する。ロナルドがいなくなるとフランクは妻のヴァネッサに怒りで暴力をふるいその後ジョーンズに連絡をとる。
カートはワトキンズの手下に電話しワトキンズに正午にゴッサム・ホテルに来させるように話す。コードブックと5万を保証する代わりに自身の安全と5000を求めると話す彼にワトキンズは自分が行くと返事。レストランで顔を合わせたカート、ロナルド、フランク。そこに突然ジョーンズが現れ銃を突きつけるがカートがよけた隙に別席に潜んでいたカートの仲間がジョーンズを撃った。フランクを追い詰め書類を盗めと指示したのがネイスミスであることを白状させたカートはフランクの取引を引き継いだと言ってネイスミスに電話し12万5000での取引を持ちかける。その隙に自宅に逃げ帰ったフランク。しかし暴力をふるわれたことを恨んでいた妻に撃ち殺された。さらなる黒幕と取引することを決意したカートとロナルドはマスク姿で再びフォーバートの家に行き誰に金をもらって書類を隠したのかを聞き出す。その相手はマイク・ローウェン。ゴッサム・ホテルでマイク・ローウェンと対峙するカートとロナルド。マイクから金を受け取りロナルドが数え始める。なぜこうなったのか顛末を知りたがるマイク。マイクはブラックボトムの一帯を取り壊してトロリーを配線にし黒人は住むなと赤線を引いたことをカートは知っていた。マイクに向かって「お前の買うのはフォーバートと同じ沈黙だ」とカートは答える。マイクはロスの郊外が車だという証拠はないし触媒コンバーターを小型化して車に取り付けるのも無理だと言い訳をする。ネイスミスはビッグフォーが組んでいると聞いて興味をもち何も知らない上司にほめられたいがために人を雇って群れのボスをかぎつけたことをマイクが教える。37万5000の金を数えきったロナルドにマイクは「自分をまだ思い出せないか」と聞く。実は彼はフォードの面接に来たロナルドの面接官マイケル・レーウェンスタインだった。名前をスタインと間違えられると不利になるために改名していたマイクから「ルッソ君」と呼ばれたロナルドは額の汗をぬぐう。
1928年GMに売り上げを抜かれたフォードを辞めたマイクは業界全体に賭けようと決めた。ホテルにワトキンズがやってきた。刑事のジョーも現れる。極秘書類を手に入れマイクは去っていった。ネイスミスからも金をせしめようとするカートだがロナルドは身を引くと言う。そこにノックの音。ベルボーイだと思って開けると現れたのはワトキンズたち。ポケットからコードブックを抜き取られカートは連れ去られる。ひとり残されたロナルドは金を持ってヴァネッサの待つ部屋に転がり込む。40万の大金に大喜びのふたり。カートたちを待っていたのは刑事のジョー。ワトキンズはカートをもらう代わりにジョーに5万を渡す。ヴァネッサの車に乗りこむロナルド。すぐに追手に気づくが捲くことに成功。シャンパンを開けようとした瞬間に撃たれたロベルト。ポケットのボトルのおかげで無傷だったが隣のヴァネッサが彼に銃を向けていた。「じゃあね」と言って彼女はロナルドを撃ち抜く。ヴァネッサはひとり上機嫌で車を走らせるがすぐにパトカーに追いつかれ「カペリ夫人こちらへ」と言われて連れていかれた。家族のもとへ帰ったマットをメアリーはあきれながらも受け入れた。フィニー刑事が向かったのは「合併自動車協会」。彼はヴァネッサの40万と自分がワトキンズから受け取った5万をマイクに渡す。車のトランクから降ろされたカート。なぜ自分は信用できると思ったのかと聞くワトキンズに「信用できるからだ」とカートは答える。そして本来の報酬額である5000だけを受け取った。
ラストの画面にこんな文字が映し出される。
「1969年。司法省はGM、フォード、クライスラー、アメリカン・モーターズが排ガス減少技術を15年間共謀して隠したと独占禁止法違反で告訴。4社は政府と和解し1975年米国製の車に触媒コンバーターの装備が義務づけられた」と。
ローズマリー

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