ローズマリー

キング・コングのローズマリーのネタバレレビュー・内容・結末

キング・コング(1933年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

660
2023 41
1933年!!多分観た中で1番古い作品かな。
ただでさえ誰が誰だか色つきでも判断するのは苦手だから今回は特に白黒で難しかった。また白黒だからか会話メインがすごく長く感じた。
作りはほんとミニチュア感で可愛い笑 カクカクしててオモチャみたいでいい味出してる。個人的にはティラノサウルスとキングコングが闘ってる世界線面白い。ストーリーもパニック物によくある展開でこの作品が金字塔になってるのではと思うぐらいしっかりしてる。
ただしょうがないとは思うけど叫び声が女性の結構高いキャーのワンパターンしかなくて耳がうるさかった。





怪獣映画を手掛ける映画監督のカール・デナムはこれまでの作品には女性が一人も出演しておらず色気に欠けるとの評判を受け最新作に出演させる女優を探していたところ仕事を探しているところだったアン・ダロウという女性と出会い彼女を主演女優に抜擢。デナムはアンと共に顔見知りの船長エングルホーンの船に乗ってニューヨーク港を出航。航海の中船員のジャック・ドリスコルはアンに魅了されていく。数週間後船はスマトラ島の南西に位置する孤島で地図にも載っていない「髑髏島」に到着する。
髑髏島に上陸したデナム一行はそこには島の主として崇められる「コング」なる存在を知る。島の原住民はコングに捧げる生贄の儀式を行っておりアンに目をつけると一行に対して彼女をコングへの生贄として譲って欲しいと要求。一行はもちろん断り一旦は船に戻るがその夜原住民たちは船に潜入するとアンを拉致して連れ去ってしまう。事態を知ったジャックとデナムは船員たちと捜索隊を結成しアンを救出に向かう。途中で捜索隊は巨大な足跡を見つけ後を追う。その頃祭壇に縛り付けられたアンは巨大な怪獣キングコングに攫われて森の中に連れて行かれていた。
アン救出に急ぐ捜索隊は太古の昔に生息していたティラノサウルスなどの恐竜と遭遇してしまい更にはキングコングにも襲われ一人また一人と命を落としていく。ジャックはデナムに原住民の村へ戻るよう告げると単身アンの救出に向かう。辿り着いた島の頂上ではキングコングと恐竜が壮絶な死闘を繰り広げていた。ジャックはその隙を突いてアンを助け出し急いで原住民の村に逃げ帰る。しかしアンがいなくなったことに怒り狂ったキングコングはすぐさまアンらの後を追い原住民の村を破壊し住民を次々と血祭りに。エングルホーンは直ちに島から脱出しようとするがキングコングを使って一儲けを目論んだデナムは船内に積んであった毒ガス弾をキングコングに打ち込んで気絶させ捕獲してニューヨークに連れ帰る。
キングコングは見世物としてニューヨークの劇場に出演させられることになりデナムとアン、ジャックは記者からの取材に追われていた。興行の初日劇場は超満員となったが記者たちの焚いたカメラのフラッシュに興奮してしまったキングコングは鎖を引きちぎって暴れ出しアンを攫ってニューヨークの大都会へ飛び出し街を破壊しながら突き進みアンを連れてエンパイアステートビルの頂上に登り詰める。デナムとジャックの通報により警察は4機の戦闘機を出撃させキングコングは戦闘機の機関銃の攻撃を受けてビルから落下し地上に叩きつけられて死亡。アンはジャックにより救出されデナムは「彼女の美貌が野獣を仕留めたのだ」と呟いた。
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