ローズマリー

ドント・ノック・トワイスのローズマリーのネタバレレビュー・内容・結末

ドント・ノック・トワイス(2016年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

洋658
39
ゲーム化されてるのは知らなかった。やっぱりこういうホラー系の方がストーリーしっかりしてるのでよっぽどどうなるんだと引き込まれる。今回は母娘の物語。怖さもグロさも全くないが最後の展開が素晴らしい。
まぁこういうのって大抵自業自得なのにそっちかーとなる。


9歳の時に養子に出され養護施設で育ったクロエ。18歳になったクロエの元に母親のジェスが現れまた一緒に生活しようと施設を訪れた。9年ぶりにあったジェスを突き返したその夜クロエは同じ施設で育ったダニーと一緒に近くの古い屋敷を訪れる。その廃墟となった屋敷では過去に住人の老婆が喉を掻っ切り自殺するという事件があった。事件後空き家となった屋敷では狂った老婆の霊が現れるという噂が。屋敷のドアを1回ノックすると老婆のメアリーが目覚め2回目のノックでメアリーを死から蘇らせる。という都市伝説。噂を信じない2人はドアを2回ノックし屋敷を後にする。施設に帰ったクロエはダニーとビデオチャットをしていたのだったがノックの音が聞こえ外へ出る。しかしそこには誰もいなかった。チャット画面を見ると先ほどまでいたダニーはいなかった。そして画面に恐ろしい老婆が映り込むのだった。翌日連絡の取れないダニーを心配するクロエは再び老婆の霊に襲われ恐怖を感じ母親のいる大きな屋敷に2、3日身を寄せることとなったクロエ。翌日陶芸家であるジェスのお手伝いをすることとなったクロエだったがモデルで霊感のあるティラから魂を奪われていると告げられる。
次の日クロエの事を心配し刑事であるボードマンが屋敷を訪れた。ボードマンはジェスにメアリーの死の真相を話始めた。クロエは施設の中で同世代のマイケルという友達がいた。マイケルはある日忽然と姿を消し行方不明になっていた。その容疑者としてクロエたちは犯人は施設付近に住む不気味な老婆メアリーではないかと言った。証拠がなく逮捕には至らなかったがマイケルの失踪からクロエたちは報復のように毎日家のドアをノックし続けた。その圧に耐えきれなくなったメアリーは喉を切り裂き自害していたのだった。
クロエを守るためにメアリーの呪いを沈めようと模索するジェスはティラの元を訪れメアリーは「バーバ・ヤーガ」という恐ろしい魔女の手先であり人間界から生贄を送るための使いではないかと推理した。しかしティラは魔女とメアリーの因果関係を否定する。無実の罪をクロエたちに着せられ自殺したメアリーの念を晴らすためには本当の犯人を見つけるしかなかった。次第にジェスは施設と親交の深かったボードマンを犯人だと断定する。その時クロエはメアリーに捕らえられてしまう。ジェスはクロエを助けるためボードマンを屋敷におびき出しメアリーに捧げたのだった。
家路に着いたジェスはクロエにボードマンの本当の姿を告げた。しかしクロエはそれを全否定。過去の記憶を辿ったジェスはバーバ・ヤーガの存在を再び思い出す。魔女の手先となった人間が開放される方法は2つあった。1つめは自殺。そして2つめは他の人に邪悪な行いをさせ身代わりとすることだった。バーバ・ヤーガの使いであるティラは解放されるためにジェスたちに嘘をつきボードマンを魔女に捧げバーバ・ヤーガの使いの身代わりにしたのだった。ジェスはティラの代わりに邪悪な魔女の使いとなる。
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