mingo

朝の波紋のmingoのレビュー・感想・評価

朝の波紋(1952年製作の映画)
4.1
めちゃくちゃ良い。新東宝にこんな隠れた名作が眠っていたとは。弱小商社のキャリアウーマン役の高峰秀子vsのんびり屋の大手商社マン井能田役の池部良、正反対に心惹かれるていうのは割と大映作品などに多い気がするが。恋のライバル岡田英次が高峰が大事にしている花をピンッと弾いたりダメな男を準えているのだが正反対に池部は所作も振る舞いも圧倒的イケメンで勉強になる。優しくとぼけたイノさん役は「地で演じている」と評されたらしいが、本作の演技が私生活の池部に近く私が女性であったらファンになること以外は出来ないと思う。男にモテる男池部良の代表作としても良いくらいの名品。助監督に三輪彰。
mingo

mingo