予想以上にマヌケな映画で面食らいました。でも大味なりにイベント高密度で結果、意外とオトク感のある作品🉐
「人命救助のためにトラックで重機を届けろ!しかし道は今にも溶けそうな氷の上!慎重に…だが急げ!」
道中のトラブルを想定して合計3台で向かい、どれか1台でも辿り着ければよし!という脳筋っぷりや吊り橋シーンなんかもあってモロに「恐怖の報酬」リスペクトな作品ではありますが、心臓に悪いロードムービーだけじゃ現代人は満足できないだろとばかりに色んなエンタメを盛りまくってます。最終的にはB級ごった煮アクションに染まってるのが面白いしかわいい
★マシントラブルにも冷静に対処。仕事振りを見せつける物理職業賛美映画
★人命救助と平行してブラック企業の陰謀を暴くジャスティス執行
★企業に雇われたターミネーターみたいな不死身の追跡者を振り切る追いかけっこ
★安定のリーアムパンチ
大雪崩スペクタクルもあったりしてサービス精神はバシバシ伝わってくる。そうはならんやろー!という馬鹿映画認定ラインをぴょんぴょん越えたり戻ったりな画ヅラと脚本にまだ世界は平和だなと思ったのでした…
実はトム・スターン撮影って聞いたから観たんですけど、信じられないぐらい雑なCGに画が汚されまくっててそれどころじゃなかった。これなら誰が撮っても同じですよね。音楽も無駄にドラマチックで陳腐さ大幅UP!
否定できる要素だらけだけど嫌いにはなれない