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ARGYLLE/アーガイルのHALのレビュー・感想・評価

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
3.8
ツッコミどころ満載だけど、楽しいスパイアクション映画だ。
こんなにも2転3転するストーリーの映画は最近なかなか見れないと思う。敵だと思っていたら実は味方とか、味方だと思っていた敵だとか。身内だと思っていたらそうじゃないとか、死んだと思ったらそうじゃなかったとか、
とんでもない御都合主義。ここまでくるとある意味アッパレ!

本当に目まぐるしく変わる立場逆転ストーリーとでもいいえばいいか。さすが、マシュー・ヴォーン監督。楽しみながら作ってる。
本人の話によると家族とヒッチコックの「北北西に進路を取れ」を見てこの映画の製作を思いついたとか。つまり、巻き込まれ型の名作がこの映画のヒントになっている。まさにこの映画も巻き込まれ型だ。

オープニングは007顔負けの大アクション。ヘンリー・カヴィルとジョン・シナの見せ場がいっぱいだ。
予告編でも出ていた列車のアクションがすごい。ヘンリー・カヴィルと
サム・ロックウェルが交互に同じアクションをやっている。撮影大変だったということが容易に想像できる。

クライマックスの重油だらけの中での闘い、そんなとこで銃を使ったら普通爆発もんだろう。信じられないようなツッコミどころ。

それにしても主役のブライス・ダラス・ハワード、お前さん、それ太りすぎだろ!ジュラシックの時よりかなりファットな感じ。それでアクションシーンやってるのだから逆にすごいか。もちろん、顔が見えないとこはスタントマンが当然頑張ってるがその中に日本人の女性もいるらしい。

それにしても心臓外して撃っても、普通は出血多量で生きてないだろ。

アルフィーの悪役めがけての逆襲は面白かった。

ラストのポストクレジットシーン、明らかに続編の匂いが。
でも、若い頃のアーガイル、誰?
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