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オアシス:ネブワース1996のreifのレビュー・感想・評価

オアシス:ネブワース1996(2021年製作の映画)
5.0
立川シネマシティが貴重な休日に企画上映を入れてくれたのに行ってきた。会員割引なしどころか¥2,200 の価格設定、強気だなオアシス(ソニー・ミュージック)。一席おきでほぼ満席でした。
オアシスは、熱狂するにはもう大人になっていた。モーニングローリーは素直に神盤と思って好んで聴きます。というライトリスナーですからリアムとノエルの顔を初めて認識する。リアムはカリスマだな。ノエルは天才だな。その奇跡のネブワースをなぜ「25 年寝かせておいた」のかはよくわかっていない。ウイスキー的な?
そこに立ち会えたファンたちが、皆バカで若くて楽しそうで、愛しい。チケット争奪戦から始まるのも歴史の記録でよかった。まあ、自分はやったことないけど(争奪しなければならないメジャーには惚れない&負けるのが嫌で戦わない)。
ネブワースのオーナーにコメント取りに行ってるのも、ヘリ飛ばしてきっちり撮影してるのもよい仕事。前座は含められないわなー(見たくなる作りでした)。バックステージがほとんど映らないのは、ステージの高揚を映すには邪魔なんだろう。再現小芝居は、どないやねんと思いました。思い出話だけよりいいのかな…。
全員が歌って跳ねる画の重量感はフィクションのモブシーンなど目じゃない。音楽は情動を揺さぶるなあ、と感動しているうちに具合が悪くなった。興奮が許されない体質になったら、もう映画も観られないのか!?

あとはゴミ!
Coldplay が「環境負荷が高いからワールドツアーは止める」と言ったけど、こんな規模の野外イベントってどえりゃあことになるのね、と目撃した。野外フェスには行ったことがない(今も昔も体力がない)。行きたかった、ネブワース
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