「エイジ」の作品情報・感想・評価

「エイジ」1990年製作の映画)

製作国:

上映時間:45分

ジャンル:

3.1

「「エイジ」」に投稿された感想・評価

mitakosama

mitakosamaの感想・評価

3.0
江口寿史の漫画を西久保がアニメ化。制作はIGタツノコ時代のがプロダクションIG。

父親がかつてプロボクサーだった赤城エイジ。バンド活動と喧嘩に明け暮れる日々。
学校にはオリンピック候補の草薙がいるが、幼なじみのマリナをエイジと取り合う。
エイジの才能にボクサー転向を進める老トレーナーの乃木。

チャラかったエイジだが、草薙とのスパーと、兄の敗戦・引退により本格的にボクシングを始めようとする…
というエピソード1的な内容。

80年代のカルチャーが背景にある作品なので、ヤンチャもするがヤンキー路線じゃない。
ボクシングもするがスポ根路線じゃない。
強いて言えばあだち充のタッチに似ている。背景画も白を基調とした清潔感ある仕上がり。
(背景は実写のトレースだと思うが、線画のみで色彩が少なくコントラストをキツめに表現している。)

だがあだち充と違い、江口寿史の持つリアリズムとポップなテイストはあの時代のオシャレ感の牽引力がある。
また、ライバルが恋愛に対し異常にプラトニックで交換日記から始めようとする等、ギャグも特有のえセンスだ。

熱血よりもクールさが格好良かった時代が見事に反映されているね。
GaPTooth

GaPToothの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

原作:江口寿史。製造・発売元:集英社&ポニーキャニオン。
主人公:赤木英児がボクシングに目覚めるまでのお話。
原作が未完のままなので、アニメにするにはここまでが限界。「やってみようかな。ボクシング。眩しいなぁ」で終了。

江口寿史があれこれと口と手を出したにもかかわらず、英児の[枠には納まんねえよ]感や草薙先輩の[正しい男女交際の定義]などの漫画の面白さが半減されていて残念。

アニメはさておき、1980年代後半から90年代頃に活躍していた人気ロックバンドの競演が実に懐かしい。そして豪華。今となっては、こっちがメインだと言っても良いかもしれない。

主題歌は、川村かおり(カオリ)の「メリーゴーランドに乗ってる君が好きだよ」
挿入歌にGO-BANG′Sの「かっこいいダーリン」「ロリポップ・ロリータ・ロンリーデイ」(GO-BANG′Sは、忌野清志郎に見出だされて、上京しメジャーデビューを果たしたバンド)
その他の挿入歌は、ROGUE、PASSENGERS、RABBIT、J-BLOODS、木嶋浩史、岩田麻里らによる。
あまりにベタなアニメ。江口寿史の原作自体そこまで突飛なものではないし、さらに映像では肝心な部分を最後に描かなかったために意図がわからなくなっている。何のためにアニメ化したのか理解できない。