よし

THE FIRST SLAM DUNKのよしのネタバレレビュー・内容・結末

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

アニメじゃない。動く原作漫画。作画のクオリティがすごい、というよりもはや、普通にバスケの試合を見ている感覚になる。
リョーちんの過去なんて全然知らなかったし、正直沖縄出身者だってことも知らなかった。ジャンプ連載時もアニメ放映時もリアタイしてたけど小学生だったせいが全てが疎覚えだった。リョーちんの映画、ではあるけど同時に、三井の映画でもあると思う。というか、湘北バスケ部の三年と二年の話だと思う。原作はもちろん花道がメインだし、流川も関わってくる。でもこの映画は本当に、リョーちんの映画。宮城リョータという、1人の人間とバスケットボールを描いた話。
見る前は正直声優変更に腹が立った。でも見てから、これは変わるべきだと感じた。だってこれは、私が知ってる「スラムダンク」ではなく、新しい「スラムダンク」だから。
花道は相変わらず花道だし、流川も流川。みーんな記憶の中のままなんだけど、何かが違う。キャラそれぞれが深くなってるというか。アニメキャラクター、というよりも、1人の人間。それぞれ全員が、そこに生きる、1人の人間。そんな気がした。

個人的には、ポイント後のゴール下からまた戻っていく時に後ろ向いて走っていく時が最高にツボ。
よし

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