このレビューはネタバレを含みます
昔のやつを観てから観ました。そのせいかついつい、誰が誰なんだろうと考えてしまったし、ここで誰が死ぬんだろうとちょっと探してしまった。私としては昔の方が面白かったと感じました。
物語進むごとに菅田君に背負わせ過ぎでは？と思い、どこか違和感が。キャラクターを掘り下げてはいるけど掘り方が違うし、話を膨らませたかったんだろうけど膨らんではいないかなぁと。弟を助けられなかった過去を背負っていて、それを自分のせいと思う菅田君ですが、じゃあ今彼は何をしているのか。そこも気になりました。
なんで子どもを入れたのかは菅田君に弟への罪悪感を増幅させる為、としか思えず、他になかったか？と。
大人になりきれず社会に馴染めない岡田さん、おそらく会社では嫌われ者の吉田さん、おそらくいじめか虐待を受けているちはる君(役者の方のお名前忘れましたすみません)、何故かめちゃくちゃ早く出たがる斎藤さん。菅田君にあれだけの設定を付けるなら、この四人にもきちんと設定をつけてほしかった。だから薄っぺらく感じたのかもしれないです。
杏さんはほんと意味不明。いりましたかね？いらなくないですか？え、そういうのいります？ゲームマスター的なそれは。コンティニューってなんですかね。なんで生きてるんですかね。なんだろうな、どうしても比べてしまって申し訳ないですけども、昔の方が気持ちのいい｢謎｣感が残ったし｢希望｣も感じられた。今作に私は｢希望｣を感じなかったんですけど、どの辺が……だってコンティニューの意味がわからない！！！！する必要あります？なんで生きてるんですか？(二回目)
あと、斎藤さん、あれ避けられたでしょ。なんで避けなかったんだ。
気持ちの悪い｢謎｣感が残りました。
ただ！大音量で聞く星野源さんの｢CUBE｣には大変価値がある。映画を観てから改めて曲を聴き、歌詞を読むとことで曲の解像度は上がる。
リピートはしないかな。曲は鬼リビだけど。
