ウェス・アンダーソンの映画はますますわかりにくくなってきてるような気がする。監督が自分の世界に入るのは確かに必要だが入りすぎると観客は置いてきぼりになってしまう。この映画はまさにそれ!
ストーリーは非常に単純なのだが、今回は珍しく劇中劇になっていて、そこらへんのつながりが説明もなく過ぎていき、非常にわかりにくい。
さらにいつもの平面的なカメラワーク。そろそろ殻を抜けてくれないと観客として飽きてくる。
オールスターキャストなのはいいが・・もう少しわかりやすく作って欲しかった。あまりにわかりにくくパンフも買う気を無くした。