小松菜奈の事、本当に好きだった。たぶんあれが愛だった。
思わずそう書きたくなるほどお別れの歌のMV観てから小松菜奈のこと、元カノだと思ってる。
自分が既婚のまあまあのおばさんであるにも関わらず。
あの画面いっぱいの小松菜奈のくるくる変わる表情や佇まいや声だけの「僕」との空気感は全国民に小松菜奈は自分の元カノであるという偽の記憶を植え付けるに足る存在感だ。
あのMVの中のあの子はきっとどこかで今は幸せになっていると思う。
バリバリ働いているかもしれないし、お母さんになっているかもしれないし、そういう想像を超えて活躍する人になっているかもしれない。
ただ「僕」とうまくいかなかっただけで、彼女は死んでしまってはいない。
国民の元カノ小松菜奈
俺たちの坂口健太郎
日本のお母さん原日出子
全娘のお父さん松重豊
みんなのお姉ちゃん黒木華
なんでも話せるなんでも共有できるでも適度な距離感保てる親友の奈緒
イケメンだし親友に紹介できるけど私は好きにならない山田裕貴
全上京人の相談相手リリーフランキー
全ての患者が頼りにしたい田中哲司
これはもうキャスティングの時点で8割固まってたな。
いつの間にか若者の恋を心から応援したくなる世代になってしまった。
全ての恋人達に幸あれ。
