ホラーマニア斗真

呪術召喚/カンディシャのホラーマニア斗真のレビュー・感想・評価

呪術召喚/カンディシャ(2020年製作の映画)
3.3
元カレに暴力を振るわれたアメリは友達と共に復讐に燃える邪悪な悪魔カンディシャを召喚するが、封印を解かれた悪魔は暴走してしまうという、フランス発🇫🇷のオカルトホラー。

フレンチホラーの名作「屋敷女」を作ったジュリアン・モーリーとアレクサンドル・バスティロの最新作。2021年10月29日より「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2021」にて公開予定。

カンディシャを召喚するには自分の血で壁に星のマークを描き、名前を唱えるとカンディシャが復讐してくれるという。劇中で1番ゾクゾクしたのはカンディシャの呪いを解こうとみんなで手を繋いでカンディシャを囲む場面。みんなが血を吐いたり腕が焼けたり体が凍りついたりと幻覚をみるシーンはドキドキした😨

フレンチホラーにしては珍しく登場人物がたくさん死ぬようなシーンは少ないけど、レベルの高い残虐描写はもちろんあるよ。特に黒人女性のお父さんがカンディシャによって体を真っ二つに切り落とされる描写が1番グロい😱

体を真っ二つに切り落とされるところがかなりリアルでジュリアン監督とアレクサンドル監督らしさが垣間見えたので、別の意味で安心した!
🗡🪓🫀🧠🩸

過去作である「屋敷女」があまりにもインパクトが強すぎたために今回の本作品は地味に感じてしまい、ホラー大好きな俺からしたら物足りないのが正直な本音。でも今までの作品とは違う路線でチャレンジした姿勢は褒めたい👏

また、カメラワークが丁寧だったり美男美女な俳優さんが出演したりストーリーも普通にしっかりしていたりと高品質なホラー映画になっているので気になる方は是非、劇場へ⭐️

※もっと血と内臓を見せてくれぇぇっ!🫀