このレビューはネタバレを含みます
序盤★2 中盤★2.5 終盤★2
ネトフリ配給・配信作。
アカデミー賞ノミネート基準を満たすために劇場でも現在上映中。
IMDb 7/10のスコア。
IMDbでは今んところそこそこの平均スコアだが世界中の映画批評家連中には好評な作品。
良い点
◯ふた昔前ならダニエル・デイ=ルイス辺りが演じてそうな役柄をカンバーバッチが好演している。
◯弦楽器の音楽が印象的、そして劇中にてピアノが登場し、カンピオン監督の代表作『ピアノ・レッスン』を連想する。
気になる点
●“結婚”すんのと言うかしてんの早っ!!!!!
●“炭疽菌”により死亡した“牛の皮”と“傷口”がポイントだが、たまたま牛皮は無くなり(先住民に渡す)手を怪我したから“目的(母を守る)”は果たしたけど…。
☆総評
12年ぶりの映画となるジェーン・カンピオン監督(脚本)ならではの独特な繊細さを持つキャラが紡ぎ織りなす愛憎復讐劇。
フィルがピーターに優しくするのが“もしかしたら秘密を知られたかも…?”
きっかけの流れなのがイマイチなのと、ピーター青年のエピソードがもう少しあればもっと物語に入り込めたように思えるが、原作があるようなので大筋はそうなんだろう…?
製作にBBCが絡んでいるので質は高いし、多数に受け入れられ高評価で今年のベストに入るくらいの面白さを期待したが、自分の好みと評価基準では可もなく不可もなしな★2。
ちなみに“マット・デイモン”は出演してませんので!😂
(ジェシー・プレモンス(K.ダンストとは私生活でもパートナー)はデイモン似として有名)
2021年337本目(+短編20本)