2021年 55本目
予備知識なく鑑賞。
もっと自分が豊かな感性を持っていれば、より作品に深く入っていけたのでは?と足りない頭で考えてしまう。
西部劇でもあり結果ミステリーにもなるのか?
広大で雄大な大自然と牧場での風景の撮影の素晴らしい事。
ベネディクト・カンバーバッチの演技が圧倒的に素晴らしく作品へと引き込まれていく。
主人公が男性に関心があると知れてからの、あの息子への対応は
ちと唐突すぎないか?とは思うけれども、二人のエピソードは
演出と演技力で惹き付けられていく。
だからなのか、余りにも似ていない弟の存在や、キルスティン・ダンストの存在すらも中盤から後半にかけては薄まっていくと感じたが。
オープニングのナレーションが結末に繋がっていき…
抑揚の強い演出ではないので、えっ!?とはなるが
全て計算だとすれば、おぉ!したたかだぜ息子!と思っちゃいました。
良作。