あーさん

シネマ歌舞伎 桜姫東文章 上の巻のあーさんのレビュー・感想・評価

-
シネマ歌舞伎 2022 第1弾

待ってました♪

今年度初のシネマ歌舞伎は、愛しの玉様と仁左様が昨年36年ぶりに共演した奇跡の舞台の映画化。
全日即日完売!とあって、シネマ歌舞伎にしてくれてありがとう💓
歌舞伎史上、最もスキャンダラスでドラマティックな鶴屋南北の物語の幕開け〜

今回は、上の巻。
(あらすじは、Filmarksさんのを見られよ)

共に70歳を越えられたお二人が、どんな演技を見せてくれるのか、本当に心待ちにしていた。

いやはや、ご自分のライフワークがあるという事が、人間の体力・気力・美しさの限界を越えるという事を思い知った。

アラフィフの分際で、あちこち痛みが、とか記憶力が、、とか言ってる場合ではないのだ!!
もっとやれるはず!と玉様と仁左様に喝を入れられた次第。。

特筆すべきは、僧 清玄と釣鐘権助の二役の仁左様の高僧と危険なワルのまるで真逆のキャラクターの見事な演じ分け、稚児の白菊丸と桜姫の二役の玉様の、桜姫のダークサイドが露呈していく様、、この先どうなってしまうの⁉︎とハラハラ・ドキドキ❗️
お二人が艶っぽいのなんの。。

衣装や舞台の絢爛豪華さはいつもの事、人の欲深さ、どうしようもなさ、儘ならぬ人生に引き摺られていく物語にガッチリと心を掴まれ、目が離せない。

まだまだ前半、ここからの展開が楽しみ〜♪♪

イヤホンガイド(使用料500円・アプリをダウンロード)は、迷ってこの度も付けなかったのだけれど、やっぱり次回は付けようかな。より深く味わいたいので。。


言葉にするのが本当に難しいのだけれど、こればかりは"百聞は一見にしかず" の世界なのだ!
あーさん

あーさん