ぬーたん

ベルファストのぬーたんのレビュー・感想・評価

ベルファスト(2021年製作の映画)
3.3
ひっさびさのレビュー、そして高評価作品!なんで感動レビューを書いてみんなと共有したかったのだ。なのにだ。天邪鬼がメキメキと現れて…。ケネス・ブラナーの半自伝的な作品、というからまあ力入ってるんでしょうな。ジャケから想像するは『リトル・ダンサー』や『ニュー・シネマ・パラダイス』風の少年の夢や悩みと貧しさ、田舎の街の人間模様。などを期待し、またその少年の成長に涙することを期待し…。だったけど、どうにも盛り上がらず退屈だった。モノクロにしたり宗教間のいさかいや家族の迷いなど、出だしはまあ良かったけど、中盤辺りからいかにも凡庸でいただけない。
キャストはさすがに良かった。特にお爺さん役のキアラン・ハインズ。『GOT』のマンス役がアクが強くて一番しっくりするけど、こういう好々爺もなかなかだ。ギラっとした瞳も優し気で、セリフも良かったなあ。その妻お婆さん役はジュディ・デンチ。御年87歳!イーストウッドに迫る!この年齢差で夫婦役なら多少のメイクありかと思ったら、シワシワで敢えて挑んだ。まあモノクロだからよく分からんけど。母役はカトリーナ・バルフ。ちょっと綺麗過ぎる。スタイルも良過ぎ。モデルだからね。もっと田舎臭い感じが良かったのでは?父役はジェイミー・ドーナン。ドーナンだい?『ハイドリヒを撃て』では良かったのに、フィフティに出てイメージダウン(観たけどレビュー書く価値ないから書いてない)この夫婦は田舎に合わない。そしてバディ少年。この子役は良かった!可愛い。
演技とお洒落は良いが、中身は優等生過ぎて、劣等生の私には物足りず。悪くはないが、世間の評価には程遠い低評価になった。
※おやつはショコラ・マサールのパレット・ショコラ。貰い物だけど美味しい。あと六花亭の霜だたみも食べちゃった。
※夕飯は海老春巻き、ホッケの焼いたの、きゅうりの焼酎漬け。ホッケが脂乗り過ぎで、コンロから火が上がった💦
ぬーたん

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