ノー・タイム・トゥ・ダイは、早く観たいと思っているけれど、このタイミングでこのドキュメンタリーが配信されてるということは、鑑賞前に見てもいいのだろう、と思って見た。
改めて気づいたのは、自分では特に意識していなかったが、ダニエル・クレイグの本シリーズは全て劇場に足を運んで観てる！ということ。そして私の世代的に、歴代の007のことは全く知らない！ということ。
そんな私がカジノ・ロワイヤルを観に行ったきっかけは、やはり彼が演じることが、当時色んな意味で話題になっていたからだと思う。
そこでダニエル・クレイグのセクシーさと、ジェームズ・ボンドのバックボーン、そしてタキシードの着こなしにノックアウトされたわけだけど、それを機に過去の007を観てみたいと思ったことは一度もない（ベテランのファンには怒られるかもしれませんが）。
このドキュメンタリーの内容については、知っていた情報と知らなかったことが混在していたが、良い意味で、どのエピソードにも驚かなかった。実際には、ここに描かれていることの何十倍、いや、何百倍もの出来事や想い、背景があったと思うし、何も語らなくても結果を形にしているから。
だから想像はしていたけれど、やっぱりそうだったのね♡と益々好きになったこと、オフショットのチャーミングで人間らしい姿に感激したこと、そして舞台裏で演者を支えてきた人達にもスポットがあたっていたことで、"ノー・タイム・トゥ・ダイ"への期待がより高まった。
