恥と外聞

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島の恥と外聞のレビュー・感想・評価

3.0
1970〜80年代の世界観でモビルスーツだけがバッキバキにアップデートされ、ホバー機動で縦横無尽に駆けずり回るまさに「プロトタイプ」、観たい人だけが観ればいい局地戦用一点突破強襲揚陸型アニメ動画だった。

ジオン側がまだ小型化に苦慮していただろうビームライフルのような最新鋭兵器を簡単に投げ捨てたりするなよアムロ君、、!!!

魅力的な人物がほぼ登場せず、双方戦士としての葛藤も薄っぺらく(そこはみんな知ってるから?)、どうせなら最後にかけて盛り上がるウルトラマン、巌流島の決闘的展開を練り込んで七人の侍風にしても良かったのではないかな。。

オデッサの階段が出てきたのは時季的にもちょっとグッときたけどね。

文字通り「翻案」の域で無難に留まってしまった印象です。