仕事でも私生活でも行き詰まりを感じたジェーンは、親友が建てた家の新築記念パーティーで知り合った催眠術療法士に助けを求める。彼のセラピーを受けてから仕事も見つかり、気分も晴れやかになっていったジェーンだが、彼女の周囲で事件が起こり始めて…な話。
催眠術ってちょっと怖いけど何故か惹かれる領域なのでワクワクしながら鑑賞。
しかしながら、主人公のジェーンさんを筆頭に登場人物達があまりにもアホな行動をとりすぎるので、あっ、これはB級ホラーでヤラれていくのを楽しむ系なんだな、とマインドスイッチを切り替えて観ていたら割と楽しめた。…とは言うものの、時間を無駄にした感は否めない。
建物や家具はお金かかってそうなのに、脚本がダメダメという、最近のNetflixに多い「どこかにお金かけすぎてバランスの取れてない量産映画」といった感じ。
催眠術ってこんなことも出来るんだぜスゲーだろ！？というところを描きたかったんだろうけど、そこに焦点を合わせすぎて登場人物が切れ者になったりアホになったりの差が激しすぎるのは頂けない。
ミステリ好きなら観てもいいかもだけど、これ観るくらいなら他のをオススメしたいレベル…かな。
